続 青春18きっぷ ポスター 講演会

イメージ 1灘駅のポスターでは、開始時刻が17:00だったのだが
会場のコミュニティーセンター掲示では18:30だった。
 
これは18:20頃の風景で、来場者が少ないなあと思っていたら、このあとどんどんやってきて30人ほどになった。
 
イメージ 2司会の挨拶が始まった。
この方は、確か、東京からのIターンした人だったと思う。
 
今日は昼間は写真講座があったらしくて、周辺で撮影会をやってたらしい。
 
イメージ 3会場に入ってみると、プロジェクターやパソコンをセッティングしている人がいたのでアシスタントかなと思っていたらこの方が長根広和その人であった。
 
もっと年配の方だと思っていた。
今初めて名前で検索してみると、色々活躍中で、今日の来場者はそれをご存知の人が多かったのかもしれない。
最後の質問時間で誰も手を上げないので私が例の
灘駅の写真の件を聞いたのだけど、皆さん、昼間の写真講座で説明を受けたのかもしれない。
 
 


灘駅が三年連続で取り上げられたのは偶然で、
一年目がレール、二年目が改札口、三年目がプラットホームと駅舎というテーマがあったという。
当時(今もか^^)業績が悪かった北海道、四国、九州のJRを支援する目的もあり
四国の登場回数が毎年あり、
テーマに即した被写体が下灘にあった、ということらしい。
ロケハンはテーマが決まるごとに全ての駅を回ったという。
レールがテーマの時は、先頭車両から延々と前方を撮影した動画を取り寄せて

これまた延々とチェックしたとか


ポスターのカメラマンは、素材提供者という側面が強くて
ポスターを仕上げるのは編集者、監督の仕事らしい。


田舎の無人駅というのは、その寂れ具合が大事なのであって
妙に近代化したら台無しになる。
それでいくつもの撮影スポットが無くなったという。
有名になって観光地化すると、風情が失われるのは残念だ。
今から40年前に、ここ下灘駅ですれ違い列車を待つことが二度あった。
今のホームはレールに挟まれた島だった。
引込み線もあった。
勿論、海側はレールの向こうがすぐに海であって、国道など無かった。
もう元に戻すことなど出来ないが、これ以上新しいものを付け加えないで欲しい。


ホームの電柱についていた「しもなだ」のホーロー看板が無くなっているそうだ。
盗難らしい。


例のポスター写真はかなり加工されたもので、
カメラマンとしては忸怩たる思いというのがあるのではないかと感じた。
ホームの部分はブローニーフィルムを使ったパノラマカメラによるらしいが
本当だろうか??
パノラマカメラには半円に湾曲したフィルムの前をスリットが走るという
本物の180度パノラマカメラというのがあるが、
下灘の場合はそれじゃないのよネ^^;
 

ピンホールカメラならアオリを効かせば同等の構図が得られそうなのだが。


録音機を持っていくべきだった!!