冨田勲 初音ミク イーハトーヴ その1

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冨田勲「イーハトーヴ」交響曲
初音ミクの投影はリアプロジェクションだと思っていたが
調光室からのフロントプロジェクションだったようだ。
 
ポピュラー系のライブステージだと照明演出が必須だが
クラシック系では凝った照明はしないのが通常。
 
今回の機材設置では、リアプロの場合、台形補正が大変なのだ。
私は二階席の中央やや右から鑑賞したのだが
リアプロのスクリーン反射がパイプオルガンに写っているように見えたのでリアプロと思っていた。
ところが、
2階横の席からの鑑賞者ブログによると
映像はフロントプロジェクションでホールの後面から投影されたそうだ。
調光室があるのだろう。
 
ポピュラーライブの照明は操作卓を客席に置いてするのが通常だ。
調光室のチャンネルが少ないからだし、オペレーターは使い慣れた機材がいい。
だから、クラシック専用ホールのオペラシティではステージ対面に調光室があるとは限らない。
しかし、ここは対面中央にあったようだ。
 
スクリーンの大きさと投影距離を考えると投影レンズの焦点距離は長いものが要る。
スクリーンの投影画像を見ると、広がった画面をトリミングで小さくしたとは思えない。
どんな機材を使ったのか知りたいものだ。
そのうち、雑誌「放送技術」あたりで解説記事が出るかもしれない。