幕末ガール~ドクトル☆おイネ物語~

「幕末ガール」を見に行く。
 
公演日程を見ると、明日から二週間の休演に入る。
それまで我慢できないので昨日、ネット予約をした。
¥3000
席を指定されるかと思ったらそうではないので、
A席の一番後ろの、周囲に気遣いしなくてもいい席を希望しておいた。
 
窓口で購入した指定席券は
「え」列の「12」番
と書いてあった。
 
開演10分前に入場して案内にしたがって行くと
あれれ、前から4列目の席じゃないか。
 
近すぎる。
これでは、オイタが出来ない^^;
 
後方半分は空席だったので、あちらが良いというと
「ちょっと、お待ちを」
ということだった。


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プロローグが終わって幕が取れると船内の情景が現れる。
 
正面の間口は、物語に応じて船内とは異次元の背景となる。
←スケッチでは、長崎の絵図になっていて、ほぼ中央が「出島」である。
アルファベット表記(オランダ語ではないみたい^^;)
 
 
 
 
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話が前後するが、オープニングに先立ち、場内右入り口付近に船長さんのいでたちの人がいて、案内のスピーチをする。
 
宇和島藩が蒸気船を建造するシーンがあり、船首におイネと蔵六が立つのだが、決してローズとジャックではござらぬ^^;
 
 
紅花の花壇というのは劇中長崎のシーン。
おイネとおしずが紅花を収穫するシーンで狼藉者が現れ乱闘シーンとなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


話が前後するが、後ろ半分のどこでも好きなところに座っていいそうなので
周囲に誰もいない中央に座す。


原作が同じ横内謙介だけあって、漫画とほとんど同じに進行する。
残念ながら老年のおイネが会津藩士を投げ飛ばすシーンは無かった。
残念というか、劇団は思わず
「やられた~~~」
と悔しがっただろう。
偏見や差別は露骨に描かれることなく、主におイネの突進が主題みたい。
冒頭で産気づいた会津藩士の嫁は、最後に無事出産して大団円を迎える。
実はここが一番感動したところである。


漫画は後二回残っているが、どんな表現になるのだろう。
これはかなり良い勝負というか、
ひょっとすると、ひょっとする。
単行本化するらしいので、既発売のDVDよりお勧めである。


ネット検索するといろいろなスチール写真があるが、実は「これは」という
いい写真が無い。
まあ私好みでいうのだけど、しっとりしたというか、可愛いというか、そういうのが無い。
どれもが感情を爆発させている。
台詞にシャウトが多くて、草食男子にはキツイ。
 
しかし、劇中にはありました^^)
紅花の畑でおしずちゃんと語らうところである。
主演の五十嵐可絵さんの女性として一番良い雰囲気のシーンだとおもう。
 
漫画にひとコマだけ女性漫画ならではの描写がある。
蔵六との初見で「イネにございます」と挨拶するシーン。
イネの横顔にテッポウ百合が重なる。
これの劇中演出に比べられるのが紅花シーンかなあ、と思う。
男の勝手な妄想である(汗)


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協賛各社のポスターにイラストを便乗させた^^;
 
Eleganceイブが二冊もある。
今日の観劇後の抽選会でめずらしく一冊当たったのだ。
イネさん、驚いている。
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