NHKアナウンサー

NHKアナウンサーの移動は年度ごとなんだろうか。
今日のNHK松山に新人(?)アナウンサーが登場した。
ラジオのローカルお知らせ番組で初めて耳にした。
 
そのアナウンサー、なんだか耳当りがよくない、聞き辛い。
音程を落として絞ったような声。
抑揚が不自然な気がする。
早口でしゃべって、間を多く取る。
最初、外国語かと思ったほどだ。
フランス語の悪い例みたいだ。
がさごそと原稿を弄る音も格段に大きい。
 
NHKアナウンサーは案外ばらつきがあって、
過去には、吃音ではなかったけど、胃から戻すような息をする人がいた。


話が違うが、馬鹿丁寧というか、余計な言葉で時間を費やす人が多かった。
大層なハナシではないのだが、道路交通情報を情報センターに聞くとき、
始めに相手の名前(フルネーム)を紹介して、そして、改めて呼びかけるのである。
さらに、問いかけを付け加えることもあったと思う。
聴取者とすれば、そんな挨拶は削除して早く情報を伝えてくれと思っていた。
 
それが、或るアナウンサーの時から簡素化された。
「それでは交通情報をセンターのOOさんに伝えていただきます」
コレステロールが一掃された簡素な引継ぎアナウンス。
新人、首藤奈知子アナウンサーだった。
初めて耳にしたときは「やった~!」と思ったが
あまりにそっけなさ過ぎて問題になりはしまいか心配した。
その後「OOさん、お願いします」が追加されたと思う。
 
これでNHK松山のくだんの交通情報は他のアナウンサーも見習い、ロスタイムが減った。
しかし、最近になって無駄な丁寧さが復活の兆しである。
 
時間帯によっては、松山局管内ローカルから四国管内の交通j情報に引き継ぐ際は、
一切の交通情報センター紹介は無い。
いきなり情報センターの係員がアナウンスを始めるのである。

謂わば仲間内の挨拶なんか、もともと要らないのだ。


NHKラジオ第二放送に「気象通報」がある。
一時、役目は終わったとかで番組が無くなりそうになった。
以前、と言っても20年以上前は15分番組で、アナウンサーは早口で大変だった。
ところが今は20分番組になって、やたらゆっくりで聞くのが苦痛である。
リズム感が欠如している。
中学生の時、夏休み理科研究で気象通報を聞いて気象図を描き研究をした。
気象台から未記入気象図を手に入れて書き込んだ。
最初の2、3日はテレコの応援を必要としたが、そのうち直に書き込み完成出来るようになった。
 
ミリバールからヘクトパスカルに変わる頃に20分番組になったのかな。
最近は船舶から(気象ブイ含む)の数値が入らないケースが増えていて
情報が少なくなって、アナウンスの間がもたない。
ってことは無いだろうが、碌なアナウンスが聴けなくなったなあ。
 
当時のリズム感を覚えているので、今が聴きづらいと言うわけではないと思う。