報道に踊らされた私 / 愛媛新聞*道標

愛媛新聞日曜版の1面コラム「道標」
今日の書き手は、イラストレーターの池田暁子氏(松山出身)
見出しが
「報道に踊らされた私 ・ 丸のみせず確かめて」


前半の内容は、三年前の上海万博。
*
開幕前に日本のマスコミが、万博の建設遅滞や前売り券の販売不振、中国国民のマナーの悪さなど
マイナス面を書き立てていたので、
「上海万博、どれほどグダグダか見てきてやろう」
という気持ちで現地へ行った。
ところがどっこい、行ってみると建設途中のパビリオンは見当たらないし、
お客さんもちゃんと並んでいる。
ひょっとしたら
日本のマスコミは、長引く不況で自信をなくしている日本人が喜びそうなことを強調して報じたのかもしれない。
そう疑ってみることも必要だ、と目が覚めた思いでした。
*
ずっと目が覚めていてくださいね。
後半は「新型うつ」についての報道の仕方と自著のPR^^;


日本のマスコミは、長引く不況で自信をなくしている日本人が喜びそうなことを強調して報じたのかもしれない。
ちょと書き換えてみる。
日本のマスコミは、日本が羨ましくてしようが無い隣国人が喜びそうなことを強調して報じるのかもしれない。
甘い表現なので、直截的に
日本のマスコミは、中国・韓国が言いがかりを付けやすいように誤報捏造をするかもしれない。
 
実際、「かもしれない」じゃなくて「のである」なんですけどね。


WiLL7月号
最新号が書店に並んだ時、ヘッドラインに眼を通して「いしかわじゅんの判決!東京五輪は必要なのか」が、
あまりに拙劣で買うのを止めたが、
一昨日、他の記事はまともだったので買うことにした。
で、いしかわじゅんの記事。
 
東京五輪は必要なのか」については一言も書いてない。
内容は殊更東京都知事イスタンブールを批判したことへのニューヨークタイムズの肩を持つ浅い内容。
うわべの騒動を羅列したあと、最後にこう書いている。
このくだらない騒動のあと、謝罪したはずの猪瀬都知事は、ツイッター今度はこう呟いた。
「今回の件で誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした」
謝罪したんじゃなかったのか。
これを首長に戴いているわれわれの不幸に、眩暈がするのである。
先ず、
いしかわじゅん東京五輪をしたいのかしたくないのか、どっちねん!?
次、
あんたこそ「敵だ」