はだしのゲン & エピペン

漫画「はだしのゲン」が図書館の棚から消える。
自由に閲覧できなくなっているらしい島根県でのニュースがあった。
図書館や教育委員会は、表現が過激であることを理由としているとニュースは伝える。
しかし、
本当は違うらしい。
 
漫画「はだしのゲン」は当初集英社「少年ジャンプ」で掲載が始まったが、
編集長が交代する際に連載が中止され、
1973年 - 1974年 - 週刊少年ジャンプ
その後、
1975年 - 1976年 - 市民(オピニオン雑誌)
1977年 - 1980年 - 文化評論
1982年 - 1985年 - 教育評論
という経過をたどったらしい。
「文化評論」は日本共産党が、「教育評論」は日教組が刊行母体であるという。
もう、お分かりと思う。
 
漫画「はだしのゲン」は反日漫画ということになり、活動家の攻撃の対象になったのだ。
昨年は高知県教育委員会に対して、撤去申請が出されたそうだ。
 
今回の島根県は自由閲覧禁止措置の理由には当たり障りの無い(?)
「表現が過激でこどもの精神的成長に害がある」
と述べているが、本当ではないのである。


嫌な世の中になった


昨日のNHK9時のニュースで
エピペンを持ってこないようにという学校の要請が有り困っている
という話があった。
 
エピペンとは、食物アレルギーのショックを緩和する薬剤注射器のことらしい。
 
例えば、小麦アレルギーの生徒が誤って小麦原料の給食を食べたとする。
急性アレルギー反応のため、命を落とす。
そうならないために、ショック反応が出た時、
携帯していたエピペンを注射するのである。
救急車が到着するまで何とか持ちこたえることが出来るという。
 
ところが、学校は教師は、その判断(急性ショックかどうか)出来ないので、
生徒はエピペンを持ってこないでくれというのだそうだ。
 
ショックがおきたら、母親が家からエピペンを持って駆けつけてくれというそうだ。
 
学校は教師は、目の前で苦しんで死んでいく生徒を見ているだけ。
その行為を批判される怖さより、
間違ってエピペン注射して事故死に至った時に受ける批判の方が怖いからだ。


嫌な世の中になった。