風まかせ / GKデザイン

バイク雑誌「風まかせ」を買ってきた。
たまに本屋で立ち読みしていたが、初めて買ったのは
GKグループ展覧会の特別レポート記事が載っていたからだ。
「GKデザイン」という言葉は、工業デザインに少しでも興味があれば耳に飛び込んでくる。
オーディオとバイクに興味があれば欠かせぬ単語だけれど、
あまり詳しくは知らなかったりする。
たった4ページの記事なので、ヤマハと他社の比較というところまでは踏み込んでいない。
 
ヤマハのバイクは美しいデザインなんだけど、ときどきヘンテコリンなのが出てくる。
まあ、他社も似たようなものなんだが。
「こうデザインしました」という意思はハッキリわかるが、やりすぎじゃないのといいたくなる場合もある。
ホンダは機能を突き詰めていって、出来上がった形が美しかった、というデザインで、こちらのが好きだ。
 
それはさておき、この雑誌を買う気になったのは、
XS-V1 サクラ
の形が美しかったからだ。
一枚の写真で買う気になった^^;
 
ところが、パソコンで写真を検索してみると、どれも食指が動かない形なのである。
 
「風まかせ」の写真は、展覧会のモデルを左やや後方から広角レンズで写している。
レンズ特有のひずみで、車体後部にかけて引き伸ばされて写っている。
 
XS-V1は今まで知らなかったモデルで、検索した写真を見て、
なるほど、この形では私の記憶に残らないだろうと思った。
ずんぐりしていて、前後バランスが悪い。
LEDランプ(?)のヘッドライトなんて変だ。
 
バイク雑誌は「別冊・モーターサイクリスト」しか見てないので、
モーター・ショーの記事に取り上げられてなかったのかもしれない。