キラキラネーム@源ちゃんのゲンダイ国語+


NHKラジオ「すっぴん!」の名物コーナー
源ちゃんのゲンダイ国語
本日のお題は「キラキラネーム」
 
最近のへんてこな子供の名前について語っていた。
私には大嫌いな風潮だ。
どれがどうだとかは書きたくない。
 
役所が名前を受け付けるのは基本的に活字に有ればいいような話で
例えば
「一郎」という漢字の名前を「じろう」と読ませてもいいそうだ!
 
森鴎外の子供の名前がキラキラネームだということで、
今に始まったことではないという。
西欧に対する憧れのひとつではないかという。
ただ、
キラキラネームをつけられる子供のことも考えてほしいという。
まあ、バカ親にはそんなことはわからないだろうけどね。


自治会の役員を決める時に、名前はどんな字なのかを聞くと
女性の場合は一様に「美」が入っていて一同笑ったことがある。
親の願いは美しい。


すっぴん! 今日のゲストは
奈良橋陽子(いい名前だ^^)
 
ラストサムライ」「SAYURI」「バベル」「終戦のエンペラー」「47Ronin」など、
数々のハリウッド映画のキャスティング・ディレクターを務めてきた。
バンド「ゴダイゴ」の『ガンダーラ』『モンキー・マジック』『銀河鉄道999』など、ほとんどの楽曲の作詞。
 
「バベル」は見てない。
「47Ronin」はこれから見るが、なんか変な映画になっているという情報がある。
終戦のエンペラー」は見ていて「ラストサムライ」と同じテイストがして、
もしやと思ったら、そうだった。
 
終戦のエンペラー」の焼け跡の風景には東日本大震災の風景が重なっているそうだ。
 

なにも森鴎外に始まったことではないようで
 
 
徒然草116段
寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、
昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり。
この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。
人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。

お寺の名前や、その他の色々な物にも名前を付けるとき、
昔の人は、何も考えずに、ただありのままに、わかりやすく付けたものだ。
最近はあれこれ考え、自分の賢明さを見せつけようとしているようで嫌味なものだ。
人の名前にしても、見たことのない珍しい漢字を使っても、まったく意味のないことである。
どんなことでも、珍しいことを追求して、一般的じゃないものをありがたがるのは、
薄っぺらな教養しかない人が必ずやりそうなことである。