ラジオ文芸館「双子の星」

ラジオ文芸館
宮沢賢治「双子の星」
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朗読:村上由利子アナウンサー
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天の川の西の岸に輝く小さな二つの星、それがチュンセとポウセ、双子のお星さま。
ちいさなお宮にすわって、一晩中、星めぐりの歌にあわせて銀笛を吹くのが、二人の仕事。
あるとき、夜が明けてお日様も出たので、二人はおでかけすることに。
そこで二人は大烏と蠍に出会うが、大烏と蠍はけんかをはじめてしまう…。
心温まるお星さまの物語。
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聞き始めは、アナウンサーの早口についていけなかったが、やがて慣れた。
途中「星めぐりの歌」が流れた。
イーハトーヴ交響曲」を今後聴く際に、この物語の情景が浮かぶだろうなと思って聞いた。
 
大烏と蠍は傷を負う。
中盤に現れるほうき星は、罰を受ける。
海の底は、いわば地獄(監獄)。
双子の星はどう行動するか。
 

テーマは「博愛」ではないかと思った。


双子の星ということで「ふたご座」に何か関係あるのかと考えたが、思い浮かばない。
 
 
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OSTER project さんにミュージカル「双子の星」を作ってもらいたいと思った。
 
たとえば、こんなふうに。
 
VOCALOID All-Stars Musical】Alice in Musicland

 
「双子の星」は全文がここで読める。
NHKは放送に当り、少しだけ単語を削除、または言い換えたようだ。