ロバート・キャパ展2 * 愛媛美術館

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午後二時から県立美術館でトークショーがあったので自転車で聴きに行った。
 
ゲストは戦場写真家の渡部陽一氏、美術館学芸員の:::氏、南海放送社長の田中和彦氏。司会は木藤たかお氏。
 
中四国ラジオ8局のネット番組で明日の午後6時から放送される。
 
2時間番組で、殆ど編集の必要の無いプロの凄さを見せた2時間のトークショーだった。
 
話で面白かったのは、戦場で兵士たちは身体の汚れを隠すために匂いの強烈な香水を愛用しているということだった。各国のお国柄を表す匂いらしい。
渡部陽一氏は、フランス系の香水を用意したらしい。
 
自衛隊が派遣されたが、他国と最も違ったのが風呂を用意していたことだったという。
 
 
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今回はロバート・キャパのみではなく、東京富士美術館所蔵写真展でもあって、いくつかの報道写真家の作品も展示されていた。
 
その中のひとつがユージン・スミス
「楽園への歩み」
 
私は、キャパの写真より、この写真を見られた事のほうがうれしかった。
 
なんとこの写真、前ピンだった!!
 
キャパの写真では、兵士が窓際で今しがた被弾して倒れ、血の海が広がりつつある一枚が衝撃的だった。
 
思い出しても涙が出る。
 
 
 
 
 
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トークショーは、この写真の奥に机を並べてキャスト4名が座って、その左手前にディレクター、収録スタッフが構えている。
 
私は2時間、立ち見していたが、面白く楽しめた。
渡部陽一氏は例の話し方だが、言葉が丁寧ではっきりして聞きやすく、流石は百戦錬磨と思わせた。
木藤氏も、よどみが無くて一流だった。
一度ご一緒したことがあるが、彼は独身だったと思う。
間違っていたら申し訳ないけど、トークショーの途中の話に家族のことが話題になり、胸中如何にと思った。
 
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