葬儀

親戚の葬儀があった。
母方の実家の叔父が亡くなった。
六人兄弟(姉妹)のなかのただ一人の男子だった。
私の小さい頃は、叔父を末弟だと思っていた。
勝手にそう思っていた。
よく考えれば、末妹より年上だったから、そんな思い込みは、
女ばかりの子供のなかに、やっと生まれた男の子という
ありがちな妄想からだった。
私の兄弟は皆そう思っていたのだから、勝手なものだ^^)。
 
私の両親の葬儀の時に、その叔父は末弟でないことがなんとなく分かった。
ようやくながら、私の記憶は改定されたのだが、
何番目だったのかは、分からずじまいだった。
 
今回、ようやく三番目のこどもだったことがわかった。
 
叔父は女ばかりに囲まれて育ったが、
うずもれることなく、女の喧騒、いや、にぎやかさを一人で圧倒するかのような個性で
家族や地域を引っ張ったのだった。
 
合掌


五味康祐コレクション、レコードコンサートには行けなかった。
再応募である。