農業改革「人・農地プラン」

地域の人と農地の未来を考える「人・農地プラン」
 
連絡協議会の設立と取り組み
地区別研修会
 
2月28日に小字自治会での上記説明会があったのだが、葬儀のために出席できなかった。
大字に八つある自治会を個別にめぐって説明会があるので
隣の自治会説明会に出席した。
 
平成22年度の愛媛県の農業従事者平均年齢は69歳だそうだ。
ということは、今では70歳を超えている。
このままでは、高齢化で農地を管理することが困難になる。
だれかに管理を委託したくても、人が居なくなるのだ。
田畑が荒れる。
それを防止するために、地域で管理しようというのである。
それを集落営農という。
急にそこまでは行けないので、とりあえずやる気のある人材に積極的に任せようというのだ。
 
やる気のある人に任せても、農地が分散していては非効率なので、
農地の集積を行わなければならない。
 
パンフレットにこう書いてある。
 
農地集積、連担化とは?
農地集積の推進により、経営の安定化を図ることができます。
また、農地の連担化が進めば、作業の効率化が可能です。
 
「れんたん」とキーを叩いたら「連担」と一発で出てきて驚いた!
「れんたん」とは「びんちょうタン」にでてくキャラクターではないのだった^^;
実は、連担の意味が分からなくて(漢字の意味は分かりますけどね)、
どういう意味なんですか?長い単語の短縮形なんですか?
と聞いてみたら、上の方から降りてきた言葉だと回答があった。
調べてみると、
 
連担:それぞれが拡大することによって連なり、相互に融合すること。
 
なんだそうな。知らなかった^^;
農地集積は連担化を促すというより、
農地集積は連担なんではないかいな。
連担化しない、連担(あれれ、一発で出なくなった!?)とは無関係の、
連担とは価値観の異なる農地集積なんてあるのだろうか???
農地集積する意味無いじゃん!
 
連担なんて言葉を知っている人(官僚様)、すごいな~^^)
 
 
農家の一番の負担は農業機械の維持である。
機械貧乏なのだ。
米どころでは数千万円のコンバインを所有していて
「どうだ~~~、ベンツより高いんだぞ~~」
と言って自慢しているそうだ。
馬鹿みたい。
 
当大字自治会には、田植え機が60台ほどあるそうだが、
一番使われた日は平成25年で6月10日で10台だったそうだ。
一台の稼働日数は精々3日である。
 
連絡協議会では、機械貧乏を無くしたい。
なんにしても、
稼働日数を増やして、機械代を低減することから始めたいそうだ。

現在、農業を維持するためには会社勤めをして、サラリーを注ぎ込むしかない。

水田稲作を黒字化するには手立てが無い。
シミュレーションが怖い。
 
農業が成り立っていたのは、コメ価格が税金投入で高値維持されていたからだ。

書くのが嫌になっちゃう。

 
現在、所有している田畑はあるところに委託管理してもらっているが
まったく見返りは無い。
タダ貸しである。
 
[人・農地プラン」によって、いくらかの貸し料がもらえるようになるのかと期待したが
そうはならないらしい。
そんなプランは要らない。