ブレーキメンテナンス

イメージ 1リアブレーキ・マスターシリンダーから液漏れして空っぽになってしまった。
ブレーキングはフロント主体といえども、リアが効かないと何かと不便なので、写真のセットを手に入れた。
走行4万キロの車体から外したもので、まだまだ使えると思う。
新品を買うと、ピストンだけで1万円を超える。
中古なら1/3で手に入った。
 
 
 
 
 
イメージ 2こんな状態だったが、漏れは無かったそうで、多分大丈夫だろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
ピストンを取り出すには、前後の動きを規制しているビスを抜く必要がある。
写真は外した状態だが、ここで失敗してしまった!
 
ビスを緩めていると、突然ピストンが飛び出してしまったのだ!!!
少し押し込んだ状態で緩めた方が、ビスがピストンに当たっているところが傷まないのである。
ビスが抜けている方が、ピストンが抜ける時に摺り合うことも無い。
それなのに、暢気に緩めてしまったのだった!
 
飛び出したピストンは、当たり前だけど、下のコンクリート床に落ちてしまった!!!
 
き、傷が~~~~!!!
ゴ、ゴミが~~~~!!
 
パーツクリーナーで洗い流した。
幸い、傷はつかなかった模様。
パーツクリーナーでゴムは傷まなかったかどうか・・・。
イメージ 4綺麗に拭ってブロワーした後、ブレーキ液に浸けておく。新品の場合、液になじませるのが大切らしい。
今回の場合は、付着したゴミを沈めるためという意味が大きい。
 
この後、シリンダーをパーツクリーナーで洗ったのだが、内壁が一部白っぽく変色(アルミの錆?)したのだった。
ブレーキ液で洗うだけの方が良かったかもしれない。
 
ブレーキカップに液を入れて、ホース内部とシリンダーを洗い流した。
イメージ 5
綺麗になったピストンを挿入する。
 
ピストンのフットレバー側には、鼓形の中間棒を入れるのだが、先端には高耐圧グリスを着けてやった。
普通のグリスをタップリ着けたほうが良かったかも?
 
この鼓形パーツは、ピストンとの接触点が、シリンダ端面より内部側になっている。
設計者は良く分っている!^^)
 
 
 
 
イメージ 6無事、組み立て完了。
今回は、写真のアセンブリーで交換するのだが、
今付いているマスターシリンダーのピストンのみ、手に入れた中古ブレーキから外して付け替える手もあった。
 
どちらが良かったか分らない。
 
ピストンとシリンダーの馴染みという点では、今回の方が良いと思う。
 
ホースの付け替えがABSのところで生じる点は嫌な点だ。