日韓合意?? 慰安婦問題

時事通信 12月28日(月)15時39分配信
 
 【ソウル時事】日韓両国間の大きな懸案となってきた、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる両政府の協議が28日、合意に達した。
 日韓外相会談後の共同記者発表によると、日本政府は同問題への旧日本軍の関与を認め、「責任を痛感」するとともに、安倍晋三首相が「心からおわびと反省の気持ち」を表明。元慰安婦支援のため、韓国政府が財団を設立し、日本政府の予算で10億円程度の資金を一括拠出する。合意に基づく解決策が「最終的かつ不可逆的」であることも確認した。

この所謂従軍慰安婦問題は、
日本軍が強制連行を国策として行ったかどうかが問われているはずだ。
 
上の時事通信記事によれば、旧日本軍の関与を認めたとあるが、
強制連行が国策で進められたということを日本政府は認めているのかどうか?
 
例えば、戦時中に日本軍が侵攻した地域において、
略奪や強姦や民間人の殺害を軍事行動として計画的意図的に行ったかどうか。
計画的意図的に行ったのであれば、旧日本軍が関与したといえる。
しかし、理性を失った軍人や、善良でない軍人が戦争に乗じて
悪辣な好意に及んだのであれば、
そういう悪人が日本軍の中にいたことを申し訳ないと謝罪してよかろう。
しかし、
その悪人の行為を日本軍が計画的意図的にしたたものであったと
謝罪する必要は無い!!
 
まさか、
如何でもいいから皆ひっくるめて、旧日本軍が関与したと認めて
謝罪してしまおう。
どうせ、
もう蒸し返しはしないと約束するのだからいいじゃないか!
なんて判断を下したのではないだろうな、えっ!?
 
そこのところをしっかりと区分けしておかないと、
またあとで、日本軍が(日本政府が)国策として強制連行したではないかと
言い募るのではないのか。
 
蒸し返さないとなったとしても
日本は国策として強制連行を行ったと確定されるのを
指を銜えて見ているしかないのか。

読売新聞によると、
記者発表をしたものの、
正式な文書はないままで、記者発表も質問を受け付けない形式だったそうだ。
 
やはり、
文言が「合意する」「合意した」と未確定要素が残っている形での発表だったわけだ。