佐渡 X シエナ 吃驚コンサート

イメージ 1CB550FOURの整備をしていたら5時半になっていた。コンサートは7時からなので、遅くとも6時前に出かけたい。急いで作業着を着替えてジェミニで出かけた。
 
開演15分前に到着。
ホールの前庭には大勢の生徒がいる。おそらく吹奏楽部だろう。
ホールに入ると、数列ごっそりと空席が有る。どうして・・・?
舞台ではオケメンバーが思い思いにウォーミングアップしている。
7時になっても始まりそうも無い。
7時5分を過ぎてコンマスらしきクラリネット奏者が入場して拍手が起きた。そしてチューニング。
佐渡さんが登場。拍手を浴びて演奏が始まった。
多分、レスピーギ:ローマの祭りだ。
 
私の席の周りは空席なので、レコードを聴いてるつもりで心置きなく指揮の真似や身体を揺する^^;)。
コンバスは二丁。ほとんど聞えない。
パーカッションは上手い!!
私の席は二階の7-50。
N響の時より良い席の様で、音がプロセニアム内部に篭らない。
 
ローマの祭りが終わって、佐渡さんのMCが入った。
佐渡シエナタッグの今期のツアーはここ松山からだ。
何というか、松山からスタートする催しが最近多い気がする。
バージェスモンスターを集めた「生命大躍進」
スタジオジブリ・レイアウト展
ほかにもあったと思う。
 
それはさておき、佐渡さんのMCで小品を二曲。
その一曲がなんと「マンボ No、5」
佐渡さんほか6人がマンボコスプレで客席まで下りてきて
例の「UUU~~~Wou!!」を全員で!!
いまさらながら、ぺれス・プラードの凄さよ!!
佐渡さんも含め、だれもあのような声を出せなかった!!^^
 
20分休憩
 
ローマの泉
弱奏部でコンバスロングトーンを奏でる。
あまり見ることのないコントラバスサックスも低音を重ねていると思うが聞えるような聞えないような。
指が動いているから演奏しているはず。
演奏が終わってソロイストがスタンダップで拍手を受ける。
下手からトンカチをもった女性が現われる。
鐘の音、演奏していたのだ。
どこから鐘の音がしているか分からなかったはずだ!
 
ローマの松
小鳥のさえずりが終盤に聴こえるのだが、まったくどうやって音を出しているのか
さっぱりわからない!
パーカッションの誰かが特殊楽器を演奏しているのだろうか??
客席の両翼壁の客席にもトランペットとトロンボーンが演奏する。
演奏が開始してからずっとティンパニがリズムを刻んでいる。
ラベルのボレロのスネアドラムみたいなものだろうか。
開始部ではかすかな音だが、終盤ではこれでもか!!の音になって締めくくる。
 
いや~~~、なかなか楽しいコンサートだった!!
 
と思ったのだが、この後、とんでもないことが待っていたのだ!
なんと、
アンコールで「星条旗よ永遠なれ」が演奏されたのだが、
会場の有志を募ってステージに上げて、オーケストラと一緒に演奏するサプライズがあったのだ!!
そんな、アホナ、私もステージに上がりたい。
客席から楽器を持った生徒や一般人が続々とステージに上がっていく。
ステージがぎっしり!!
一通りチューニングがあって演奏が始まった!!
 
会場は手拍子の嵐!!
私も負けずにスキャットで迎え撃った!!
 
涙が出た!
 
このサプライズは数年前から行われている知る人ぞ知るイベントらしい。
最初はだれもステージに上がらなかったが、二年後だったか、トランペットが上がってきたらしい。
 
次回は知らん顔してステージに上がってスキャットするのだ!!
 

9時過ぎにコンサートは終わった。
次回を楽しみにして帰途に着いた。
駐車場には3時間以内に帰れそうだ。
 
ところがこの後、とんでもないことが起きたのだった。
 
その熊本地震の特番が今も続いている。
熊本には知人がいる。
無事を祈る。