車検整備
タペットキャップからオイルにじみがあるので、Oリングを交換した。
内部を覗くと、スラッジがこびりついているのが分かる。
ドライバーで引っ掻いてやると取れる。
これがオイルパンに落ちて、フィルターでろ過されるのか。
20万キロ走ると、内部はこれくらい汚れる。
アジャストスクリューは10万キロになる前に交換した。
バルブに当たる先端が、使い込んだハンマーのように花が開いて花びらが出来ていた!
8本全部交換したが、交換後はどうなっているか、見たことが無い。
そういえば、クリアランス調整はその後、あまりやってない。
2,3番のプラグキャップを新品に交換した。
初代が劣化したのでヤフオクで使えそうなのを落札して交換したが、具合が良くないので純正を求めた。
ただし、2,3番用ではなくて1,4番用にした。
ヘッドからのクリアランスがいい具合なのである。
エンジンが大体綺麗になったのところでエンジン始動。
割りとすんなり始動した!
キャブレター同調をやり直して大分滑らかになった。
スローが安定するようになったが、時々咳をする。
耳を澄ますと「パシッ!」と音がする。
どこかでリークしているようなのだ。
コードとフレームが接近しているところだろうか?
それとも、プラグキャップ廻りだろうか。
夜、暗くなったら火花が出ているところが見えないか。
近場を走ったが、低回転で滑らかにアクセルワークに追随してくれるようになった。
ローからの加速が力強い。
今まで、キャブレターの不具合が原因だと思っていたが、リークによる点火失調が原因だったのだろうか?
一旦エンジンを止めて、再び始動するとき、すんなり始動するようになった。
人家の無いところで高回転を試す。
マフラーからオイルの焼ける煙が出る!
高速道路では、100km巡航すると2ストローク顔負けになるのはずいぶん前からだった。
バルブステムからとピストンリングからとの複合原因だろう。
高速道路は走るつもりは無いので、これでいいと思っている。
しかし、国道378号線や197号線は速度が速いので、後続車から見ると、メンテ不良車に見えるかもしれない。
帰宅した後、ドライブチェーンの張りを調整した。
明日はエンジン下回りと後輪を綺麗にしたい。
エンジンの調子に変化が無ければ、来週早々に車検に出そう。
天気がいいことを祈ろう。
先ほど、暗闇の中でエンジンを掛けてみた。
暖機中、多少ギクシャクした回転だったがリーク音は聞こえず、
リーク火花も見えなかった。