「新世界」 チェリビダッケ ミュンヘンフィル

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昨晩YOUTUBEからICレコーダーに録音した演奏をオーディオシステムで聴いてみた。
 
スピーカーはロジャース PM-110である。
ウーハーの鳴らなくなったフェログラフ S-1 は未改修なので、ウーハーをどうするか思案中に、たまたまヤフオクに状態の良いPM-110が出ていたので、思い切って落札したのであった。
なかなか支離滅裂ないつもの行動である^^;)。
 
 
 
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録音中はヘッドフォンで聴いていたので、通常のスピーカーで聞いたら如何聞えるか。
録音レベルは最高でマイナス6dBだった。
これ以上PCからは出ないし、レコーダーは入力レベルが固定なのだ。
 
演奏前の拍手から考えて、レベルが低い問題は感じなかった。
 
録音はデジタルのようだ。
 
 
イメージ 4やぱり第二楽章は凄かった。
テンポは他の演奏家に比べて半分ほどの速さしかない。ゆっくり、ゆっくりと噛み締めるように進んでいく。
空間に音が放たれて響いている音を感じながら次の音を重ねたり、音が響き切ったあとに次の音を継いだり・・・。
 
コン畜生、おっそいなぁ~~~!
我慢我慢、今に見てろ~~。
くっそぉ~~、なんて美しい音の響きなんだ!
 
まさか、楽団員はそんなことは思っては居ない?^^)。
 
イメージ 5ドボルザークが聴いたら、
「私のテンポは、そんなんじゃない! しっ しかし。 ウォーー、たまらん! やってくれるじゃないか!」
震い付きたくなるのを我慢するドボルザークであった。
(良い意味です^^)
 
コントラバスがゆっくりリズムを刻んでいく。
 
チェロといっしょにロングトーンを静かに響かせる。
 
ドキドキして心臓に悪い。
実際、不整脈が起きそうだ。
 
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録音は如何しているんだろう。
ステージにはマイクロフォンスタンドが見えない。
天吊りマイクが左右に二本見える。
ワンポイントではない。
 
聴衆が静まり返った時には、テープヒズノイズを感じないので、デジタル録音だろう。
1991年の放送録画だから、こうやって劣化の少ない記録が残るのだろう。
 
 
 
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FMエアチェック録音の時は、チェリビダッケのうなり声や叫び声が生々しく聞えたが、この演奏はそうではなかった。
それなりに叫んでいるように見えるが、もうお歳だし、マイク位置の関係かもしれない。
 
それより何より、座って指揮している関係かもしれない。
エアチェックしたのは30年位前で、チェリビダッケはちゃんと立って指揮していたはずだ。
 
 
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凄い演奏だった。
 
録音も申し分ない。
ハーベスで聴いたらもっと良いだろうと思う。
 
実はノイマン盤を昨晩聞いたばかりなので、少し間隔を空けたい。
 
CDRはパソコンから直に録った方がいいかな。