続 フォークシール交換

イメージ 1午後、作業再開。
オイルシールを抜く方法を色々考えていた。
専用工具もいいけど、貧乏性が専用工具を買わせない。
結局、マイナスドライバーの先端幅を三倍くらいにしたスクレパーを使って、エイヤ!と掻き出した。
スクレパーの刃先で、アウターチューブ内部を傷つけなかった心配したが、大丈夫だった。

オイルシールの抜け止めリングをその前に外した。
かなり手こずったが、前回より短時間で出来た。
片方は、前回入れ忘れていた。
ストップリングは、予防、保険みたいな存在なのだ。
ストップリングは単純なただのリングである。
つまみ出すための穴つきであれば作業が楽なのにと思う。
コストダウンは程々にしてもらいたい。

アウターチューブの内部をパーツクリーナーでしつこく洗う。
昨日買ってきたチューブブラシを底から突っ込んでかき回す。
イメージ 2

綺麗になったところで、シールを嵌め込む。
前回は、長ねじを使ってしこしこ圧入した。
ねじが内壁に当たるのが怖い。
そこで、今回は、塩ビパイプをシールに当てて、体重で圧入してみた。
イメージ 3

パイプの上にウェスを置いて、手を当てて体重をかけたら、スンナリと嵌った。

この、シールの交換は「シールを打ち込む」という云い方をして、あたかもハンマーで叩き込むような表現をしているのが業界用語で、なんとなく危ない作業の印象がある。

予め、シールが嵌る部分にオイルを塗布し、シールにもオイルを塗布して押し込めば、体重で簡単に嵌めることが出来たのだった。

この一連の交換作業は、何箇所か職人技が要求される。
色々なサイトに注意事項が書かれていて、はじめてトライするときは失敗したらどうしようと心配になる。
実際、前回は失敗したときの用心に、スペアのフォーク一式を入手していたのだけど、今はほこりをかぶって、チューブに点さびが広がっているのではないかなあ。見るのが怖い。
イメージ 4

無事、アウター挿入完了した。
左右を繋ぐスタビライザーを取り付けて、アウターが回転しないようにする。
チューブ内部のピストンとアウターを締結するベースボルトを締め付ける。
次回、緩めるときに、供回りしないように精神集中して作業終了。

ねじを一本一本磨きながら取り付け、手か汚れたら洗い直して次の作業に移る。
部品の当たり面を丹念に清拭しながら、ここまで4時間かかってしまった。

明日は、フォークオイル注入と、ホイル、ブレーキキャリパー取り付けで完了である。



あれれ~~~~。
写真が載らない。
二度失敗。
おかしい。

やっぱりエラーが出て、掲載できない。
試しに中央位置ですると掲載できた。
キャプションと少し合わないなあ。
もうこれで良いとしよう。