葬儀

親戚の葬儀があった。
亡くなったのは、母の妹である。
母は六人兄弟で、本人(長女)、弟(長男)、妹(次女)という順序で亡くなった。
享年87歳という。
来年は母(父も)の十三回忌なのだが、出席が叶わなくなった。

厳しさ一本やりの母と違って、盆と正月しか会わなかったからだが、
可愛がってくれた記憶があり、好きだった。

通夜から弔上、初七日まで長丁場だったが、
いい葬式だった。



告別式の来賓に愛媛銀行頭取が居た。
先年の宇和島伊達400年祭の仙台フィルコンサートに於いて、
頭取が指揮棒を振っている姿を見たので声を掛けたのだが、
伊予銀行頭取の名前と勘違いして、恐縮してしまい、
言えずに終わってしまった(大汗)。

伊予銀行頭取と母の実家の姓が同じなので、
それを取っ掛かりにして指揮のことを言おうとしたのが
間違いだった。

そんなこと、実家に訊けばよかったのだ。
実家でも母からも、聞いたことはないから、
ただの同一姓に違いないのだった。

恥ずかしいことをした。
これを知ったら、母は怒るだろうな。