ダンスウィズミー 舞台挨拶 矢口史靖

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8月20日、エミフル松前矢口史靖監督の舞台挨拶があった。
既に、本編を鑑賞済みだが、監督舞台挨拶なら行かねばならない。
映画仲間からのプッシュもあるし・・・。

エンドロールが終わると、スクリーン前に大判ポスターが掲示され、
司会の紹介があって監督が壇上にあがった。

煽り運転は、決してやってはいけませんよ!」
というマクラを置いてトークが始まりました。

撮りたかったミュージカルをやっと撮れた、というのが一番仰りたかったことでしょうか。
あと、何を話されたか・・・・、^^;)。

それじゃ、質問がある方は挙手を、ってことで、手を挙げました。

NHKインタビューを見ましたってことで、話されていた紳士向けシーンのことを訊きました。
監督は「パンチラのことですね」と言って、臆することなく答えてくれました。
スカートを作り変えて、何回ぐらい撮り直したかとの問いに、一発で取り終えたようでした。
あのシーンは、誰にも見られてないシーン(掃除のオッサンの視界には入ってない)なので、
彼女が羞恥心を覚えるはずは無く、極めて自然な情景として見ることが出来るのではないかと、
というお話でした。

監督の作品には「ゲロ」をするシーンが意識的に入れてあると思うが、

なにかトラウマがあるのではないか、という問いには、
監督はとにかくアレを入れたいのだそうです。
何故入れたいか、その理由は、と言うのは、私の耳には入らなかった^^;)。

あと、何を聞いたっけ・・・。

二度目の鑑賞で確かめたかったのは、妄想シーンと現実シーンの写し分けです。
ヒロインが上司に誘われてレストランで食事をします。
食事中に上司に電話が掛かってきて、上司は外にあるクルマのところに出て行きます。
そのクルマの背後にレストラン内での乱痴気騒ぎ

(ヒロインは、正統的ミュージカル状態と認識)
が窓越しに見えます。
ちゃんと乱痴気騒ぎになっているかどうか・・・・。
よくわかりませんでした^^;)。
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ヒロインは、催眠術師に、音楽を聴くと踊りだすという術を掛けられてしまいます。
しかし、掛けられたからと言って、ダンスの素養が無ければそう簡単には踊れません。
「あなたは天才数学者」という催眠を掛けられても、
アルキメデスの大戦に出てきた天才数学者・櫂直のように難しい方程式を簡単に解くなんてことは出来ません。
ヒロインは幼少期にはバレエ教室で踊りの素質を開花させ、
ピアノも習っていたようです。
ところが、小学生の頃、学芸会(ミュージカル)の主役に抜擢されますが、
本番で緊張のため、歌が歌えなかったというトラウマを抱えています。

と言うわけで、音楽を聴くと身体が勝手に踊りだすのは、
考えられないことは無い・・・のであります^^;)。

物語は、音楽を聴くと勝手に身体が踊りだすために生活に支障が生じ、
催眠を解くために、術を掛けた催眠術師を追っていくロードムービーであります。

遂に札幌で追いつき、術を解くことができますが、
東京へ、元の職場に帰ってきて、
このままでいいのか!?
という心の叫びが聞こえた(よくわからない^^)ので、
会社を辞めてしまいます。

う~~ん、もったいないなあ。
先行き、厳しいと思うよ。

天天コーポレーションの森若さんみたいに考え直さなかった。

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トークショーが終わると、ホワイエで握手会、サイン会が行われました。
20名ばかりの列が出来まして、列の最後に並んでサインと握手をいただきました。
アルタミラピクチャーズの桝井さんにも挨拶をして、
監督の写真を撮りたいと申しますと、
アシスタントの方が、監督とのツーショットを撮ってくれました。

チケット二枚の裏にもサインをいただきました。

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