アクロス重信 続報

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アクロス重信閉館 青野令 に聞く
16日付愛媛新聞にアクロス重信閉館の続報が載った
以下、抜粋
◆閉館の一報を聞いた感想は
メディアの人から電話が掛かってきたが「誰かが悪い噂を流しているのか」と思い、最初は信じられなかった。後で母親からのメールで知らされて、そんなに急に閉まるのかと驚いた。全く予期していないことだった。
◆同施設で練習を重ね、世界トップクラスのスノーボーダーになった
この施設がなければ、スノーボードを遊び半分でやっていたと思う。毎日のように練習することで友達の輪も広がり、一生懸命に打ち込める居場所を見つけた。僕にとって学校以上に「学びの場」だった。今でこそ海外で練習したり、大会に出場したりしているが、アクロスがなければ今の自分はなかった。松山へ帰ったときは、今でも練習に使っている。
◆閉館で心配していることは
次の世代の選手たちの練習場所がなくなること。僕らを目標に練習している中、県外で練習すると今まで以上にお金が掛かってしまう。そうなると、選手を目指すことさえ難しくなる。特に愛媛の子どもたちはアクロスがあったから、真剣にスノーボードを始めた。(閉館すると)彼らにどうしてあげたらいいかが分からない。
◆父親の伸之さんらが署名活動を始めた
本当はすぐ帰国して一緒に活動したかった。しかし、月末に「冬季Xゲーム」などの大会が控えている。今の僕に出来ることは、大会で活躍して、閉鎖してしまう現状を広く発信することだと思う。また、同じ場所でショーン・ホワイト選手(米国、トリノバンクーバー五輪金メダリスト)も練習しているようなので、彼らにも現状を伝えて、存続のために協力を頼みたい。
◆青野選手にとってアクロス重信は
閉館は僕にとって、最も身近な公園がなくなるようなもの。本当に大きな存在。真夏でも雪の中で練習することが出来るのは本当に凄いことだと思う。だから、アクロスには何とか存続して欲しい。



現在、青野選手はコロラド州でトレーニングしているそうだ。

 
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