オスプレイ 墜落

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オスプレイが墜落した。
操縦が難しいのだろう。
オスプレイには力学的に難しい難題を抱えているからだ。イメージ 1
普通のヘリコプターは回転翼で揚力を発生し、且つ推進力を得ている。
ところがオスプレイは、
滞空時(離陸上昇、着陸降下、空中静止)の揚力は回転翼で得る。
飛行時の推力は回転翼で得るが、揚力は一般の飛行機と同じに固定翼で得る。
問題は、
上昇から飛行に移る際の中途半端な状態のときに起こる。
揚力と推力をどの部分が担当するか。
固定翼で揚力を発生するには十分な速度が必要だ。
また逆に、水平飛行から垂直降下に移る際も
揚力の移行がスムーズに行われるかどうか。
 
固定翼の大きさは大問題を抱えている。
上昇中はプロペラが発生する気流をもろに受けるから小さいほど良い。
水平飛行時は低速域から揚力を期待すると大きい(広い)ほど良い。
そのため巨大なフラップを備えるが、中間域の空力があやふやだ。
 
このように滞空時から水平飛行に移る際、
またその逆の場合に力学の大きな変異がある。
パイロットはこの異型の航空機に対して、今までの理解とはまったく違う動作を
体に叩き込まないと危機に遭遇するだろう。
画像を回転する処理が一部使えない。
90度回転は出来るがその中間値、たとえば45度の回転が出来なくなった。
パソコンが壊れる前は23度など細かく1度ごとに回転できたのに。