農地灌漑システム

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自治会の灌漑システムである。
農業用水は地下のパイプラインを通じて水田に届く。
系統の下部にある池に集められて、ポンプで上部の池に揚げられる。
上部の池には浮きに取り付けられたパイプラインの取水口が有る。
 
各水田には給水栓がある。
ボールタップが取り付けられていて、水田の水面が規定位置になると
給水が止まる仕組みである。
常に一定の水量が保たれる。
 
ところがパイプライン設置から年月が経って、故障しているものが
半数を超えている。
あまり問題になってないところを見ると、農家は暇なので
逐一田んぼに行って見て加減するのでいいのかも知れない。
手動で開栓し、適当なところで締栓する。
自分の田んぼに水が満ちていくのを眺めるのも乙な物かもしれない。