B787 バッテリー不具合で思うこと 4
22付け愛媛新聞
バッテリーメーカーのことしか書かれてない。
電装メーカー(タレス社)は無関係なのか?
紙面の関係で報道されないだけならいいが、もし、同時進行でタレス社を調査してないとしたら大問題だ。
787の電気系の運用はどうなっているか、どうもすっきりしない。
報道がへなちょこなだけならいいが、以下、疑問点。
『問題のメーンバッテリーは
①エンジン(発電機)始動前の計器やコンピューターへの電力供給
②エンジン停止など非常時に機体システムへの電力供給_を担うという』
通常飛行の時は、推進エンジンで駆動された発電機から発生する電力で機体は運用されているということなのか。
やはり、推進エンジンは推進力のみに特化して効率20%アップを達成したという理解の仕方は間違っているのだろう。
トリクル充電とは、クルマのバッテリー充電のように常に充電し続けて満充電状態を保つやり方だ。
リチウムイオンバッテリーにトリクル充電を行うと急激に劣化するそうだ。
だから、最適な使用法はバッテリーを二系統にして交互に使用(交互に充放電)することだ。
電力はバッテリーから供給する。
発電機からの電力はあくまで充電用ということ。
エンジンが動いていても動いていなくても、電力供給源はバッテリーということ。
過充電過放電は劣化損傷の危険が大きいので、精密な制御が欠かせないという。
やはり、バッテリーの運用システムはどこが担当したかが大切だ。
787制御システムにバグがあるとの話もあり、
バッテリーそれ自体に拘泥すると第二の事故に繋がるだろう。