SAE MK-2400L

イメージ 1SAE MK-2400L
 
既に所有しているのだけど一応、応札していたら落札してしまった。
QUAD 405 よりも大分安く手に入ってしまった。
 
入力アッテネーターが0の時に片ch音が出ない時があると、ファンの回転力が弱いとの附則付きだったので安値になったのだろう。
 
写真を見る限り、美品と思われたので入札しておいて放置していたのだった^^;
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SAE2400には、針式メーター付きとLEDメーター式がある。
LED式にはLEDそのものは同じでグラフィックに2種類の表示がある。
 
現品の大人しい表示は初期タイプではないかと思う。
 
SAE2400はJ.ボンジョルノが係わったアンプで、後のGASアンプジラと回路構成もコンストラクションもほぼ同一である。
アンプジラはSP保護回路が無かったのじゃないかな。
それでSPクラッシャーと呼ばれた。
 
開梱してみると、今まで手に入れたSAEのなかではダントツの美品だった。
ファン周辺は大抵汚れているのだが新品みたいに綺麗だ。
ただ、出力トランジスタの品種を診ると左右チャンネルで銘柄が違う!!
右chはSAEの印字があるが、左chは東芝製であった。
おそらくオーバーロードで壊れたのだろう。
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もしかしてと針式メータータイプのトランジスタを見てみたら、こちらも左右で銘柄が違っていた。
左はSAEオリジナルだが右がサンケン製だった。
 
手持ちSAE-2600は左右同一銘柄だったと思う。丹念に内部を清拭したから憶えている。
 
2400が入手時に綺麗だったのは修理仕上がりであまり使用しなかったのかもしれない。
 
先日からSPをM&Kにしているのだが、2400Lはとても残留ノイズが小さい。
 
200mVほどのDC漏れがあったので調節して±5mV以下に抑えた。
 
ファンは1分以内にゆっくりと回転し始める。
ただ、小さなコトコト音がするのでメンテナンスが要るかな。
 
入力アッテネーターの接触不良は、数百回オンオフしてやったので、直った!
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M&K のサテライトSPとフォルクスウーハーの純正組み合わせ。
 
なかなかいい音で鳴ってくれている。
 
SPスタンドがSP本体より優秀なのが効いているのかもしれない^^;