チューナー・デザイン考(パイオニア EXCLUSIVE F-3)

知っている人は知っている或るWebサイトで
イオニア エクスクルーシヴF-3を話題にしている。
 
FMチューナーはオーディオコンポーネントのなかで一番ファンタスティックだ。
空中を飛来した電磁波を受信して音声を再生する。
電線やガラス線など物質を伝わってくるのとは違う。
電磁波は真空中も伝わる。
 
FM放送は、第一に生中継がある。
 
F-3は瀬川冬樹氏がお気に入りだった機種で、私の機種選定にも若干の影響を与えた^^;
 
瀬川氏はF-3のデザインについて、C-3、M-3、M-4と並べると揃わないと言っているらしい。
アキュフェーズのチューナーT-104は瀬川氏のデザインらしい。
当時、アキュフェーズのC-240、P-400とT-104を横に並べた時のデザインの一貫性について
瀬川氏は自画自賛しているようだ。
C-240のデザインは瀬川氏であることは良く知られている。


私にとってF-3は、エクスクルーシヴ・シリーズで手に入れた最初の製品だった。
それは音質よりもデザインで選んだ。
音質を比べる時間も場所も設備も資金も無かったからではない^^;
 
シリーズ製品だからデザインの統一性が望まれることは分かるが
闇雲にあわせることは無いと思う。
仕上げやパーツに一貫性があれば十分だと思う。
 
アキュフェーズT-104はデジタル表示でありながら、アナログダイアルの残滓を抱えている。


F-3はパイオニアのTX-9900をベースにしている。
デザイナーはこんなスケッチを残しているはずだ。
 
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