ROKSAN XERXES

イメージ 6ロクサン ザークシーズ
 
SOTAがまだまとまってないのに、ザークシーズに手を出してしまった。病気である^^;
 
純正スタンドとロクサンのアーム/アーテマイズが付いていたので・・・・。
 
スタンドはパイプの三角形を上下に配して、パイプ脚でつなぐ構造だ。
微妙にゆがんでいる。
英国製らしいといえば、そうだね、らしいね^^;
 
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インナープラッターのみで、回転させてみた。
とても正確な速度で回っている。
軸をつまんでも回転が落ちない。
アウターを乗せても大丈夫だろう。
 
なぜ、アウタープラッターを乗せないのか?
それは、ボードを擦るから^^;
ザークシーズのお決まりの持病である。
それで安く手に入った。
 
 
 
 
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トップボードのスリットをみると、これだけ沈んでいる。
これだけ沈むと、スピンドルハウジングの調整だけでは直らないだろう。
直ったとしても、スピンドルとアーム水平回転軸が平行でないわけだから、甚だ気分がよくない。
私は、スリットの効能には懐疑的なので、新たに作り直すつもりである。
日本語の取り説が付いていたが、冒頭に
「セッティングで大切なのは、なんといっても水平を出すこと」
と書いてあった。
なかなかジョークが決まっている。
 
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トーンアームはアーテマイズが付いていた。
なかなか個性的なデザインである。
SMEシリーズVに対抗意識を燃やした設計らしい。
スタイルはSMEにまったく及ばない。
ロクサンはデザイナーが何人居るのだろうか?
ターンテーブルはシンプルで良い趣味なのに、
なんでこのアームは、こんなにスタイルデザイン不在なんだろうか。
現地価格は、このスタイル相応に安価なのかもしれない。
 
 
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バランスウェイトはアーム後部の窪みにピボットで乗せる構造だ。
 
説明によると、アームが演奏中に上下運動をするときに起きる針圧変動をキャンセルするための構造だとか。
よくわからないなあ^^
間違っていると思うぞ。
 
 
 
 
 
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インサイドフォースキャンセラー装備。
 
どうも調整が出来てないと思える。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ピボットが乗る(刺さる)窪みは、軸の真上にないといけない。
 
ところが、組み立て制度が悪いために真上からずれている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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外側がアルミ、内側にプラスチックモールドがはめ込まれている。
軸が半月状になっているので、この穴も半月状になっていて、方向が定まるのだが、ずれた位置で接着されている。
 
へたな写真では、よくわからない^^;
 
 
 
 
 
 
 
 
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実物を見て驚いたのが、上下回転軸の位置である。
 
トーンアーム可動部分の重心位置よりも下で支えている。
バランスウェイトがかなり下にあるので、これで良いと思うのは早計。
思い違い。
 
この軸受けの位置について、明確な説明が無い。
単にSMEシリーズVのなんとなく真似、という以外には無いのだろうか。
あとで突っ込んで書いてみたい。
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モータードライバーが2型になっていた。
左が初代、右が二代目。
 
スイッチに変更がある。
 
 
 
 
 
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初代は後ろに電源スイッチがある。
完全にシャットダウンできる。
 
二代目の電源スイッチは表側にあるが、
オンオフでパイロットランプの色が変わるだけ。
モーターへの電力が切れるだけで、回路自体の電源は入ったままだ。
プリアンプのスイッチド・ACアウトレットに頼りなさいということか?
驚くほど熱くなるというのに。
3Pレセプタクルはロクサンのプリ・プリアンプの給電用である。