ROKSAN XERXES

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内部を伺ってみた。
 
ベースボード(底板)には、あちこちにゴキブリの糞らしきものが^^;
梱包ガムテープで取り除く。
蜘蛛の糞らしきシミもあちこちに。
 
 
 
 
 
 
 
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三箇所のクッションは欠品は無かった。
ここはザークシーズ最大の問題箇所だと思う。
クッションは二つの部分から成っている。
底板のねじに単にねじ込んでいるだけ。
たつきは放置。
上側のクッションも乗せているだけ。
金属ワッシャとグロメットを貼り合わせている。
ワッシャは下側にして乗せる。
ガタでぐらつくところが二箇所になっている。
スタンドはスパイク受けになっていて支持点を明確にしようとしているけど、本体のサスペンションがこんな調子じゃ、なにをやっても無駄ではないか^^;
 
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セッティングや使いこなしに高度なノウハウがあって・・云々、というけど、どうしようもない欠陥を糊塗するための目くらましじゃないかと思っている。
リンも含めて、アナログプレーヤーには間違いが元になった神話が多いと思う。
 
モーターの支持が固着していたので、じわっと力をいれて回転させて引き抜いた。
軸と軸受けを清拭したが、今度は嵌ってくれない!
しっくりも程々にしてもらいたいもんだ。
ここは回転しなくても何ら問題ないので、ちょっとオイルを垂らして嵌め込んでおくとする。
 
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このスプリングは、抜け止めと、起動時にトルクを逃がす役目がある。
 
説明書では後者の役目を設計の要として解説しているけど、「それがどうした」といいたくなる。
 
モーターハウジングの回転方向とスプリングの引っ張り方向があまりに違っているので(ほぼ90°)、初動感度が低くなっている。
こっちのが良いとも言えるけど、設計者の狙いは逆なんじゃないかな。