ラジオ文芸館
ラジオ文芸館ＮＨＫ第一 土曜日午前８：０５
「銀のデート」
若年性のアルツハイマー病にかかってしまった夫・朗人を介護する主人公の美砂。
夫は、慣れ親しんだいつもの道がわからなくなり、お金の勘定にも非常に時間がかかる。
そして、とうとう会社を退職することに。
美砂は必死に介護を続けるが、症状は急速に進行していく…。
そうした中、夫はお気に入りのシャツとスーツに着替え、突然、「デートに行く」と言い出した。
「再生」（角川書店）所収。朗読は村上里和アナウンサー。
２０１２年７月７日放送のアンコール。
突然、若年性のアルツハイマー病にかかってしまった夫・朗人を介護する主人公の美砂。
突然、若年性のアルツハイマー病にかかってしまった夫・朗人を介護する主人公の美砂。
夫は慣れ親しんだいつもの道がわからなくなり、金の勘定にも非常に時間がかかる。
そしてとうとう会社を退職することに。
美砂は必死にそんな夫の介護を続けるが、症状は急速に進行していく…。
そうした中、夫はお気に入りのシャツとスーツに着替え、突然｢デートに行く｣と言い出した。
そうした中、夫はお気に入りのシャツとスーツに着替え、突然｢デートに行く｣と言い出した。
果たして、そのデートの相手とは…。
ＮＨＫのサイトからコピペした文章が、少しだけ違っていて面白い。
今日は好評に答えての再放送だった。
前回は途中から聞いたような覚えがある。
結末も記憶していたが細部は忘却していたので、じっくり聞いた。
アルツハイマーのお話なので、私もそろそろなのかとなんだか気分がふらふらし出した＾＾；
以下、ネタばれ。
最終場面はカフェテラスで夫が突然「今日は何日だっけ？」と妻に訊いたところから急展開。
１１月２３日勤労感謝の日
夫はデートがある日だと言って急に家に帰ると言い出し・・・・
スーツに着替えて銀座の和光ビルの前の待ち合わせ場所へ向かう。
着替えを手伝った妻は、締め方を忘れた夫のネクタイを思いっきりキツク締めて送り出した。
そのあと、・・・・・・
当然、あとをつけていきますわねえ＾＾；
午後三時、しきりに腕時計を気にする夫の前に妻は現れた。
「お待たせしました」
「ＯＯさん、僕もいま来たばかりです」
夫は妻の旧姓で呼びかけた。
夫を送り出したところで、だいたい結末に気が付く。
こういう呆け方もいいなあと思う＾＾；
ところで、
「銀のデート」の「銀」は銀座の「銀」？ 銀婚式の「銀」？
もひとつ
この夫婦には子供が居ないのか・・・・。
冒頭のイラストは話に関係ありません＾＾；
