日本えびね園
日本えびね園へ行ってみた。
月に一回は、この近くをバイクで走っているのだが、この辺鄙なところで「日本」を謳う施設は一体なんだろうと思っていた。自宅の近くには「国際土建」や「遠東貿易」という会社があるけど。
一番最初の写真は、谷筋の道を登りきったところにある駐車場から施設を望んだ写真である。
えびね園へは、こんな川筋を登っていく。
軽四でも離合はできない細い道だ。
川の上には藤棚が設えてあり、藤の花が咲き揃ってきたところであった。
マルハナバチらしい大型の蜂がさかんに蜜を吸っていた。
えびねは漢字で書くと海老根、つまり、根茎が海老のような形をしているからだという。
おおいぬのふぐり程でもないが、ちょっと可哀想な名前である。
ラン科の植物で、繁殖が難しいそうだ。
えびねはシンビジウムに比べて密やかで可憐な風情がある。
この場所に開園しているのは訳があるのだろう。
水が綺麗で、ウイルス性の疫病に無縁の場所。
それとも、園主の故郷。