小惑星 ANNO

イメージ 13日夜は、三木町から帰ったあと、久万高原町の久万天文台へ出かけた。
およそ三十年前に四国天文協会が発足したときからの付き合いで観望会の誘いを受けたのだった。
久万町が天体観測館を造る時、職員募集を横目でにらんでいた記憶がある。
 
設備は昭和機械の口径60cm反射望遠鏡である。
今日初めて昭和機械製に触って分かったのは、鋳物製とばかり思っていた主要構造物が板金製だったことだ。
なるほど、軽量化とローコスト化に貢献しているわけだ。
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久万天文台は、小惑星観測で名前を轟かせている。
3日は愛媛天文協会のメンバーの名前がついた小惑星を観測しようというのが本命だった。
 
肉眼では見えないので、CCDカメラを冷却して感度を上げ、時間を置いて複数の写真を撮り、星の間を移動している微小な光点を探すのである。
軌道計算で予想位置に望遠鏡を向けて撮影する。
焦点距離は6000mm
二枚の画像を交互に表示すれば、小惑星の画像(光点)がピコピコ動いて見える。
 
CCDカメラは冷却にも元に戻すにも時間が掛かることを初めて知った。
 
夜中を過ぎて午前一時ころに数枚の写真の中に移動していく小惑星の画像を捉えることが出来た。
 
天文館の階下に、今まで発見して命名した小惑星の表が掲示してあった。
その名前は主に愛媛県や四国に縁のある地名や人名であるが、その中に
庵野秀明(映画監督)
があった!
 
「これは、誰の趣味ですか?」
 
職員の同郷(山口県)で同窓生であるとかなんとか^^;
同郷ということで「(伊藤)博文」もある!
 
「カメンライダー」「藤岡弘」「アンパンマン」等は有るのを知っていたのだが・・・。
 
最大の収穫かも^^
 
 
 
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