リターンホース設計

イメージ 1リターンホースで一番厄介なのは、集合部分をどうするかだ。
プラスチック一体成型を、金具とホースの組み合わせに変更しなければならない。
 
現物を採寸して、作りやすい形に変更して、それに基づいて型紙を作った。
 
クラフト紙(デスクトップカレンダーの紙)に採寸した寸法を引き写して、切り出した。
一番上は丁字形の横棒を、向こうに折り曲げている。イメージ 5
 
イメージ 2
集合部分に当ててみた。
 
斜めになって集まるのを、直角にした。
流体力学的には良くないが、製作が簡単な方を選んだ。
 
2,3ミリの誤差で、このままで良いようだ。
 
 
 
 
 
 
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型紙の一番上は、丁字型の横棒を折り曲げて、タンク入り口に合わせる。
 
採寸どおりでいけそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ドライブベルトを良く見ると、かなり亀裂が入っている。
 
このベルトは、ダイナモハイドロポンプ、エアコン・コンプレッサーを駆動している。
 
ジェミニのように、単純なVベルトを2本使った方が、耐久性があるのだが、ベルトメーカーの営業に屈したというか^^; 、設計者は一ミリでもエンジンの幅を狭くしたいのだろう。
 
カムシャフト駆動のタイミングベルトもこれほどでもないが屈曲が大きいので、ちょっと気がかりだ。
 
走行6万キロの手前で交換しているので、今付いているベルトは、6万キロ足らずの使用である。
メーカーは8万キロで交換を勧めている。
 
来年いっぱいで交換する予定だ。