腕時計 故障

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長年愛用してきた腕時計がついに故障した。
高校入学時に祖父が買ってくれたものだ。
写真真ん中の、セイコービジネス 26石 自動巻き
当時、数が少なかったブラックダイヤル
曜日、日付付き
裕福でない家庭だったので、かなり無理をした記憶がある。一般的な高校生用としては上限だったのではないか。
この上に27石のモデルがあったが、白ダイヤルと少し古風なデザインで魅力は感じなかった。
以来48年を経過した。
メンテナンスは2回はしたと思うが、ここ20年はノーメンテだった。
 
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松山の松田時計店で買ったのだが、その店は6,7年前に閉店した。
従業員は数名いたけれど、後継者がいなかったとか。
その店には、この時計の販売記録がきちんと保存されていた。
腕時計を合計4個購入した。置時計もひとつ。
右はその店で買った二つ目のセイコークロノス。
二回電池交換したあと放置してあったが二年前に再稼動始めた。
左は自分のものでは一番高価なチュチマ・グラスヒュッテ。数年前に竜頭がねじ込めなくなった。
買ったのは違う店だが、偽物だろうか?
 


動かなくなった原因は脱進機が磨耗したからと思う。
振ってやると数秒だけ秒針が進もうとして、そのあと止まる。
もう部品は無いと思う。
風防は磨り減って角が丸くなっている。
風防固定リングの鍍金も周辺が剥げてしまった。
愛着があるので直したい。
動き続けてもうすぐ半世紀なのだ。