山中敬三著作集

イメージ 1ステレオサウンドの「山中敬三著作集」を買ってきた。
 
アマゾンで買おうと思ったが、書店にあれば手にとって見たいと思った。
松山の宮脇書店に行くと、背表紙が見える棚に一冊あった。
表紙の左下が少し乱れていたが、概ね美品だった。
 
最初の記事は「私のカートリッジ遍歴」というステレオサウンド2号(1967年春号)の記事だった。
47年前か。
多分、2号の表紙はトーンアームが3本並んで写っていた。この号は手元に無い。
 
記事には、ピカリング型の自作から始まって、ここ最近8年くらいに買い求めたカートリッジが20個近くになったと書いてある。
フェアチャイルドXP3、フェランティ・リボンピックアップ、グラド、シュアーが取り上げられている。
フェアチャイルドはSMEのS-2Rシェルに取り付けられていて鮮明な写真だ。あとで差し替えたのだろう。
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リボンピックアップには、こんな説明が書かれている。
 
「大振幅のグルーヴをトレースするほど針圧が増加するように設計された巧妙なインテグラルアーム・・・」
 
これは、カタログに書かれていたのか、それとも山中さん独自の解説なのか。
 
この一文で、この本を買ったようなものだ^^)。