愛媛大学 天文七夕講座

イメージ 1愛媛大学宇宙進化研究センター「全国同時七夕講演会」
【日 時】 711() 14:0016:00
【場 所】 愛媛大学 南加記念ホール
 
案内があったので、聞きに出かけた。
なんと学内駐車場は満車。
しかたなく、少し離れたコイン駐車場へ。
 
南加記念ホールは座席数255と思うが、およそ8割の入りだった。
 
 
小中学生が多いかもと思っていたら、意外や意外、私の年代のオッサン、爺さんが多数居た!
 
お話はパワーポイントを使ったヴィジュアルなもので、
特に数値計算による銀河衝突3Dシミュレーションが面白い。
 
銀河中心部の巨大ブラックホールに翻弄される近傍の恒星の動きは
実際に観測されたもので、あんなに動くのが観測されるなんて
とてつもない速度で空間を移動しているのだろう。
 
銀河同士が衝突すると恐ろしいことが起きるが、
実際には星同士の衝突は起きない。
それほど、星星は離れているのだ。
星間物質がかく乱されるだけらしい。
 
ビッグバン直後に宇宙空間はダークマターに満たされたらしいが、
均一だったダークマターは瞬時に濃淡を生じたらしい。
ダークマターを粒子性があると仮定すれば、それら同士の衝突がゆらぎを生み出したと思ったが、
衝突の可能性はほぼゼロだという。
ビッグバン直後の極小空間に詰め込まれているのに何故なのか?
次の機会に質問してみよう。
 
水素ガスの塊だった恒星は、核融合を起こしながら物質を作り続けて
やがてそれは鉄(Fe)に行き着いて生成は終わる。
そして自らの重力に耐えられなくなって物質の崩落が始まり
新星爆発をして物質を空間にばら撒いて終わる。
水素がヘリウムになって云々というところを質問したおじさんがいた。
何者だろうか?