星空観望会 @ 松山こども園

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8月22日
星岡の松山こども園で、星空観望会があった。
助っ人で出かけた。
 
午前中は曇り空でどうなるかと思ったが、午後になって快晴となった。
夕方には湿度も下がってきて、機材セットするにも汗をかかなくて済んだ。
 
こども園にはビクセンの25cmカセグレンがあった!
ただ、操作は東亜天文学会スタッフが行う。
最近の高級高性能赤道儀はたいしたもので、極軸を適当に合わせておけば、
あとは数個(3個かな?)の星に望遠鏡を向けて、その位置を機械に覚え込ませば、
あとは数値制御で星の日周運動を追ってくれるし、
星の位置データを入力すれば、自動的にそこへ向いてくれる!
 
経緯台でも日周運動を数値制御で追ってくれる時代だから
赤道儀の設置誤差を数値制御で補正するのは簡単なことだろう。
但し、視野の中心に捉えた星は中心に捉え続けることができるだろうが、
視野周辺の星は、円周移動してしまう。
 
写真撮影の長時間露光をする場合は、極軸を精確に合わせなければならない。
まあ、カメラマウントがずれを補正するように回転すれば問題ないけれど。
学術用の経緯台望遠鏡はそうなっている。
 
午後8時を過ぎた頃、
西空にISS(国際宇宙ステーション)が現れた。
地上から30度くらいの高さで左(南)に移動して行って、やがて地球の影に入って見えなくなった。
案外明るくて1等星くらいの明るさだった。
私が持ち込んだ望遠鏡をフリーにして、手でISSを追ってみた。
滑らかには追えないが、点ではなく、何か大きさを持った物体に見えた!
でも、いま倍率計算してみると、とても形は確認できそうもない^^;
 
先週の宇和島観望会ではISSを見ることが出来なかった。
今回の星岡観望会は、この点で大成功だった。
集まった子供たちや父兄から歓声が上がった。