いつでも元気がでるコンサート 吉田正記念オーケストラ

イメージ 1西予市三瓶文化会館へ吉田正オーケストラを聴きに行った。セミクラシックのつもりだったが、純クラシック演奏だった。エレキベースが有ればいいなんて書いたことが恥ずかしい^^;
 
私の席はJ-7。
傾斜席の前から3番目の列で左ブロックの右端通路側だ。
演奏が始まって、これは良い席だと思った。
コンバスが良く弾んで聞えるのだ。
しかし、舞台左奥のチューブラベルは不思議なことに殆ど聞えなかった。
イメージ 3プログラムの最初は、「東京シンフォニー 3番」
楽章が終わるごとに拍手だったのはご愛嬌^^;
2楽章が中々始まらなくてちょいと緊張。
どこかで聞いたことがある旋律があちこちにある。
吉田メロディーだ。
第一楽章は、なんだかブラームスを思わせる開始部。
第二楽章にチューブラベルが鳴るが、殆ど聞えず。
第三楽章は弦楽部のピチカート多用。
第四楽章は中盤に管楽器が鳴るが殆ど弦楽部のみで、エンディングはチェロとコンバスのみになって消えていった。
 
イメージ 2灰汁の無い曲だなあと思った。
 
コンバスが良く聞えたのはバックの反射板の所為か。
写真は楽員の出入りの為に一枚がずれている。
演奏中は面一に合わされる。
第二部になってポピュラー・ラブサウンド
ミスター・ロンリー」に例の台詞がMCで被る。
指揮者の大沢可直氏だった(^^)。
 
ロシアより愛をこめて」は歌詞を知ってるから歌おうとしたが編曲が違うので歌えなかった、くっそ~~!
 
有楽町で逢いましょう」は大沢氏がオーケストラをばっくに歌った。あ~~~、うらやましい!!!
 

東京オリンピックマーチ」はほぼ覚えていた。
 
最後は「異国の丘」。
会場の皆さんもいっしょに歌いましょう、ってことで意気込んだが冒頭の
「♪今日も暮れ行く 異国の丘に」
これは自信を持って歌えたが、その後がきちんと歌えず!
残念だった^^;
中途半端にしか覚えてなかった。
 
この曲を演奏する前に、大沢さんは北朝鮮拉致被害者のことを話された。
いまなお捕らえられたままの被害者は
シベリア抑留された兵士のこの歌のような口ずさめる歌を持っているのだろうかと言った。
 

聴衆の年齢層は私が最底辺といえばよいだろう。
60歳から80歳
ミスター・ロンリー」と城達也日本航空が結びつきにくい人が多そうだった^^;
 
指揮者の大沢さんは65歳とか。
オーケストラをバックに歌謡曲を歌うのが生きがい!?
 
所謂ラブサウンドは楽譜が無いのだそうな。
マントバーニーとかポールモーリアとかは、楽団で楽譜を所有しているのだそうな。
 
吉田記念オーケストラは大沢さんがひたすら編曲楽譜を作って15年。
ようやく全般を作り終えたそうな。
 
合唱団がクレジットされているので、どこにいるのか、どこで歌うのかと思っていたら
なんと
フロア席の最前列二列が混声合唱団だった。
指揮はフロアに下りて、
客席で指揮をした。
 
楽しい二時間だった。