続 ブレーキメンテナンス

イメージ 1ステッププレートを外して、既存のマスターシリンダーを外そうとしたが、フルードカップからシリンダーまでのホースを見て、しばし黙考した。
 
このままでは、ABSにつながったところを外しただけでは、取り出せない!
カップ又はシリンダーが通る間口が無いのである!!
 
カップからシリンダーまでのホースを外さねばならない。
カップからシリンダーまでのホースは、カシメリングで取り付けられている。
ここは外したくない。
 
カップが通る間口を広げるには、シートを外してCPUユニットを外してやらないといけない。
 
仕方が無い。シートを外そう!
 
実は、ステッププレートからシリンダーを外すのも手こずった。
シリンダーは二本のビスでプレートに取り付けられているのだが、一本のビスがブレーキレバーの反発スプ イメージ 2
リングの固定端を兼ねているのである。
スプリングの力がビスに掛からないようにして緩めないといけない。緩めて外すより取り付けるほうが難しい。
 
転倒してプレートを破損して、これまで二回取り外し取り付けをやっている。
面倒くさいのである!
 
ブレーキレバーを外しておいてシリンダーを取り付けてやると少しは楽であるが、レバー固定は7mmの六角穴ボルトなのである。7mm六角レンチは持っているが、今回はあちこち緩めたり締めたりしたくなかったので、スプリングを梃子で位置決めしてシリンダービスに力が掛からないようにして締め付けた。
 
ABSユニットからホースを外してみると、取り付け栓の内部がかなり汚れていた。
当然、ABS内部も汚れていると思う。
 
今日はメンテナンスしたマスターシリンダーからのホースを仮付けしたが。
明日、もう一度ホースを外して、綺麗なフルードでリサイクル部分の内部を洗ってやろう。
その後、ホースを取り付けてABSユニットの空気抜きをして、続いてキャリパーの空気抜きをしよう。