GARRARD 401 メンテナンス10

イメージ 1モーターを外す前に、配線とか手順とかを考えながら眺めている。
 
401はネジがマイナスなんだが、一部にプラスネジが使われている。裏側に5箇所ある。
良く見ると、通常のプラスネジ(フィリップス)ではない。
ヨーロッパに多いポジドライブだ。
401はいつごろまで製造されていたのか分らない。
このモデルは製造終期なんだが、ポジドライブ。
初期からポジドライブなのだろうか?
ネオンランプ止めネジは、錆びていて形は不明瞭。
フィリップスドライバーでもきっちり嵌る。
その他は、ポジドライバーが安心だ。
 
イメージ 2
401とプレーヤーボードの接合は、ちょっと変わっているといえば変わっている。
ターンテーブルの奥は、長円の凸部でボードに接している。半円の半周全体ではない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
半周が終わって矩形の肩に当たる部分まで隙間がある。
 
このスタッドボルトのある角からプレーヤーボードに接する。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
プレーヤーボートと401ベースボードは、白線の様な形状で接触する。
もちろん、スタッドボルトの円周でも接する。
スタッドはガラードのマニュアルによると、ラバーワッシャーを噛ませて取り付けるという説明がある。
周辺部を全部浮かせたいのだろうか?
 
この辺りのフィロソフィというか哲学というか、わからんでも無いが、実質はどうなんだという気がする。
 
これにSMEなんぞを付けると、直列ラバーサスペンション仕様になって、益々訳が分らなくなる^^;)。


こんなのを考えていると、
リンLP12に枠(プリンス)の外から二本目のアームを伸ばして何の疑問も感じない御仁を
とやかく言えなくなっちゃうってモンだ^^;)。