両部鳥居
先日の23日、前回の徳川神社の続きで、両部鳥居のあるい神社巡りをした。
先ず、伊予市宮下にある伊曽能神社である。
県道23号線からチラッと見える。
小柄だけどこだわりのある造りになっている。
鳥居の一番上の部分を笠木と言って屋根に当たる。すぐ下を島木という。
笠木の左右の反りが大きく、瓦が葺かれている。
額束のかかった水平の部分を貫という。
額にもきちんと庇が付いていて、華麗な感じがする。
奉納絵馬も凝った作品と思う。
拝殿の両側の奥には、武人の像が安置されている。
寺院の仁王様のように、拝殿手前に置かれる場合が多いと思うが、ここでは拝殿に入って本殿に正対すると、左右に武人像が控えている形だ。
境内から鳥居を望む。
同じく県道23号線沿いにある築島神社。
徳川神社の東に位置して、讃岐街道沿いにある。
この鳥居も瓦葺の笠木になっている。
参道は池の堤防を兼ねている。
両部鳥居は、木製の鳥居に向いているようだ。
境内の北側に、参拝道が作られたとある。
県道23号線から見えるのがその道で、境内は河岸段丘の上に造営された形になっている。
ここの鳥居の形はシンプルな神明様式になっている。
鳥居は神社で固有の形があるのではなく、建設発起人の趣味が反映されるようだ。
ここの拝殿にもたくさんの絵馬が奉納されている。
日露戦争ゆかりの絵馬。
この後、国道33号線に久谷村から戻って三坂峠を越えて国道380号線に向かう。
今年の夏は、この道を走ってみたいと思っているが、途中から砂利道らしい。
止めた方がいいかも^^;)。
小田町から広田村に引き返す。
同じところばかり走っているので、広田村の旧道を走ってみる。
初めて350FOURで来た時はパチンコ屋があったが、今は無い。
無事帰宅。