初音ミクシンフォニー

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イメージ 2晩飯を喰って再び東京国際フォーラム・ホールAへ行った。
 
ロビー床面は照明が入っていて、ミクさんの動画ステージみたいだ。
 
お祝いの生花スタンドが飾られていた。
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ホールAは初めて入った。
クラシック専用ホールとは違って、仮設内壁とでも言ったらいいところもある。
 
座席は二階席の10列45番。
二階のやや前方中央である。
どんな音響が聴けるか、開演を待った。
 
 
 
 
イメージ 5ステージ中空にスクリーンが吊るされている。
位置は後壁ではなくて、指揮者の真上よりは奥というところか。そのため打楽器奏者に照明が当たらなくなってスクリーンに奏者が綺麗に映らなくなっていた。
 
ミクさんのアナウンスがあって、暫くして演奏が始った。司会が出てきたかは、  忘れた^^;
 
音が鳴り始めてビックリ!!
大太鼓(グランカッサ)の低音がホールを揺るがす!!
 
イメージ 6そんなバカな!!と思った。
ステージ奏者の間にはマイクスタンドが林立している。
収録用ではなく、SRが入っているのだった。
 
ハジメテノオト」はなかなか良かった。身体が震えそうになった。
音量は歪む直前まで上がっている。
何故か、目立ったスピーカー群は無い。
ミクさんの歌声はSRするしかないので仕方が無いが、弦楽の瑞々しさは聴こえるはずは無かった。
確かにオーケストラ生演奏には違いなかったが、私の聴く音の98%以上は電気音響だったのではないか。
 
イメージ 7サプライズ告知が前半終了時にあった。
今回のコンサートは、LUXが特別協賛していて
タイトルも『LUX Straight & Beauty presents 初音ミクシンフォニー』となっていた。
そしてLUXのCMにミクさんが登場すると発表されたのだ!
 
会場はどよめいた!!
 
この時間帯は撮影OKとなり、客席にはたくさんの撮影モニター画面が揺れた!!
 
 
イメージ 12ミクさん自身が、CM登場になった経緯を話した。
ハリウッド女優と競演すると聞いて、またしても会場はどよめいた!!イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
20分の休憩後、第二部が始った。
 
鏡音リンの「ココロ」はメドレーの一部となり、ニコニコ超会議の様にはいかなかった。
残念。
 
ゲストにPのひとり40m・Pさんが出てきた。
ミクさんのおかげで伴侶を得たとかで、会場からは
「来るな!出て行け~~!」
の声にならない悲鳴が聞こえた気がした^^
私は側の人に聞える程度に叫んだのだった。
 
最後に「千本桜」が演奏されたが、大音響に疲れた私は目をつぶってウトウトしていたら大歓声が上がった。
最後にテープクラスターが発射されて会場内にテープが散乱乱舞したのだった!
 
アンコール演奏が始るまで拍手が続くと思われたが、何故か^^; 一旦拍手が終ってしまった!!!
 
ステージ袖からアンコールに応えて出かけた指揮者は、よろめいてしまった!!
 
気付いた会場からは、ふたたび大拍手。。。。。。 
危なかった^^;
 
イメージ 9アンコールは3曲だったか・・・。
「TELL YOUR WORLD」の音が鳴り始めて、思わず「よっしゃー!!」と声を出してしまった。
 
この声がCDに入っていたら、ライブCDを買ってもいいかな^^)。
まあ、拍手は入っているでしょうがネエ・・・。
 
最後のスタンディングオベーションは、座っていてはステージが見えないので、私も仕方なく(?)立ち上がって拍手を送ったのだった。
 
 
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終演ロビーは大混雑!
写真は、混雑が大分収束した頃。
 
LUXのプロモーションCMが大型ディスプレイで流されていて、沢山の聴衆が何度も繰り返す動画を飽きもせずに見入っていた。私も電源が落とされるまで見ていたかった^^;
 
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こういうポピュラーコンサートは初めての体験だった。
昨年、加山雄三のコンサートを聴きに行って、
その音響の音量の大きさに驚いたのだったが、
管弦楽主体のコンサートで、これほどSR音量が大きいことには驚いた。
 
ミクさんが始めてカリフォルニアのノキア・ホールでコンサートを行ったとき、
会場を揺るがす大音量にも関わらず、ひずみの無いクリアな音響だったとのレポートを見た。
その時は、SR前提の音響設計なのだから、
大音量を否定する気持ちはまったく無かった。
 
しかし今回、クラシックのオーケストラ主体のコンサート。
U~~~n。
 
渋谷の音楽喫茶ライオンの音が、まあ、仕方ない音響だったので、
国際フォーラムの音に少しは期待したのであった。
 
ライオンの音は純然たる再生音。
国際フォーラムの音も、再生音に限りなく近い音。
 
複雑な心境だったことは、間違いない。
 
聴衆の半分以上居た若い女性ファンが、本当のクラシックコンサートを聴いたとしたら
如何思うだろうか。

SRは進歩しているのだなあ。
グランカッサがあの会場を揺るがすのである。
目立ったSPは設置されて無いのにもかかわらず。
 
でも、弦楽も木管も、あの瑞々しさ、生々しさは聴こえない。
 
多分、今後も不可能だろう。
 
11月11日の「ドクター・コッペリウス」が耳の乾きを潤してくれることを
祈らずに居られなかった。