杉浦非水展

イメージ 1県立美術館で開催中の杉浦非水展に行ってみた。

非水は愛媛県出身だ。
生誕140周年だそうだ。

中原淳一高畠華宵と比べると、やや弱い感じがする。

女性画にいわゆる「萌え」要素が無いからだと勝手に思っている。

二人に比べて、女性に対する憧れが弱いからではないか。

三越呉服店のポスターで一世を風靡した。

雑誌「科学」の表紙絵を担当したことがあり、ちょっと違うのではないかと思った。

裸体画にいいものがあった。

蔵書に「裸体画の撮影方」なんてのもあった。
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この有名なポスターが二枚、展示室の冒頭にあった。
違いは、手にもつ冊子の表題がちがうのである。
印刷の関係で、色合いも少し異なる。

二枚、同じようなものが並んでいると、やることはひとつ。


原稿が同じものだから、立体視不可能だった!

蝶の羽を背負った男の子と女の子。
浴衣を着て団扇をもった女性。

一枚売りの商品があれば欲しいと思った。

常設展に非水がヨーロッパ滞在中に手に入れ、遺族から美術館に寄贈されたミュシャのポスターが展示されていた。

圧倒的に良い!
芸術新潮の今月号はミュシャだ。
やっぱり買おうか・・・。