DP-80 Ajustment

イメージ 1DP-80を使用するとき、クォーツロック状態で回転数を切り替えた場合、一瞬でストロボ縞が静止するのは当然だが、バリアブルモードで回転数を切り替えた場合、ストロボ縞が流れるのはあまり良い気分ではない。
新しく手に入れたDP-80は、バリアブルモードにして33回転ストロボ縞を静止した状態で45回転に切り替えると、縞が早く流れていく状態だった。
45回転で合わせておくと、33回転では縞が遅く流れてしまう。

クォーツロック以前のDDモーターでは、331/3回転と45回転と、それぞれ微調整用のトリマーが基板上にあり、操作パネルに一個しか調整つまみがない場合に、切り替えごとにいちいち調整する面倒が無い様になっていた。

普段使いでは殆ど33回転なので、45回転はくどく言うほどではないかもしれないが、電源を入れるとご機嫌伺いに速度切り替えをしたくなる。そして「ああ、やっぱ合ってないなあ」と思う。
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紹介されたサービスマニュアルには、2現象オシロを使って調整する方法が書いてあった。

クォーツロックモードで先ず45回転をVR2で合わせる。
続いて、33回転をVR1で合わせる。
合わせるというのは、鋸波の立ち上がりから60%地点にサンプリングパルスを合わせることである。
45回転も33回転も同じ(same manner)である。

これを読む限り、バリアブルモード時に速度切り替えしてもストロボ縞が流れないようにできそうもない

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「DP-80 修理」で検索すると多くのサイトに当たる。

ここを見ると調整はロックモードでおこなうと書いてある。途中、バリアブルモードで確認とかの記述があり、これを私は読み違えたかと思った。

他を当たっていると、こんな記述もあった。
交換後、必ず回転調整を行って下さい。まず、バリアブルモード(表操作部のVRは中央位置にセット)にして45回転動作をさせ、45回転側の判固定抵抗を廻しストロボを見ながらストロボのパターンがピッタリと止まる位置に調整します。次に33回転にし33回転側の半固定抵抗を同様に調整します。
PLLモード(PLLボタンを押す)にしてロックされているか確認します。バリアブルの調整がいい加減ですと基準から外れ易くなり、PLLモード時、制御部で無理やりロックしようとし強引に合わせよう合わせようとしてしまいその結果ロックが頻繁に外れやすくなる様です。
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私はこれを読んで調整したのだと思う。しかし、よく読んでみると、操作パネルにある調整つまみについての記述が無い。例えば、つまみを回転させて中央に位置した後に・・・、というような記述が無い。
調整操作中に起こりがちなことが似ている。
ひょっとして誤解があるのかもしれない。
サービスマニュアルが正しいなら、そこには私の希望する方法は書いてない。
多くのサイトは、サービスマニュアルの方法に準拠しているみたいだ。

メーカーに聞くしかないのかな?