Walty堂島アンプ

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中岡教夫氏(61)

手に入れたWaltyアンプの素性を探るべく、北斎展に行く前に日本橋界隈を訪ねた。

18日水曜日は界隈の休店日だったらしく、シャッターを下ろした店がチラホラ。
日本橋の最左翼店、アサヒステレオセンターは休みだった。

雑誌で知っているテクニカルサンヨーに行くと、
おばちゃんと修理中の男性が居て、
おばちゃんにワルツ堂の事を聞いたが、知らないという。

千石電商に入ってみる。
ワルツ堂は知らないだろうから、ノイトリックのスピコンがあるかどうか聞いたら、
若い店員は知らなかった。
そんなもんか。

河口無線も閉まっていたので、隣のシマムセンに入った。
二階の年配の店員にワルツ堂のことを聞くと近くに二軒店舗があったことは知っていた。
しかし、Walty堂島のことはまったく知らなかった。
1階に下りて奥のサービスのところの年配店員に聞いたが、
同じく、知らなかった。

雑誌に載らないコンポーネントは、業界でも無いに等しいのだ。
情報は、偏っているのだ。

Waltyの中岡さんは、
「昨日、FMで聴いたんだけど、♪~~♭♪ #♪  っていう曲は何でしたっけ?」
と訊くと、
「はいこれ、これがそのCDだよ」
と言って、即座の返事だったそうだ。

大阪のクラシック界は壊滅状態だという。
大阪ザ・シンフォニーホールは苦しい経営と聞く。
クラシック業界は、モーツァルトの時代から芸術に金をつぎ込む富裕層でもっている。
北斎の晩年を助けた小布施の高井鴻山のような人物は少ない。
精々、ヤフオクドームを所有管理するくらいだ。



手に入れたWaltyアンプはなんとか無事に動作した。

その「なんとか」を書くのは、明日にするとしよう。