新幹線 重篤不具合

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最初のニュースでは、どの部分に異変が起きたのか分からなかった。
特に、モーターのジョイント云々がわからなかった。

このイラストでようやく分かった。
私の予想した機構とは少し違っていた。
YOUTUBEに良く分かる動画が有った。
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モーターは台車に固定されている。
防振ゴムを介しているかもしれない。
車軸のギアボックスとモーターはユニバーサルジョイントで繋がっているように見える。
ゴムブーツを履いているようだ。
台車が破断したため、想定以上の屈曲がジョイントに生じて、それぞれの軸受けに過負荷が掛かって発熱したのだろう。


気動車ならユニバーサルジョイントが使われているのは当たり前に理解できるが、
まさか、新幹線のこんなところに使われているとは思わなかった。
この設計では、新幹線機構部品の中では一番過酷な仕事をしているのが
ユニバーサルジョイントであるといえる。

フリーゲージトレインのスプライン固定機構と並ぶ、
ちょっといやな仕組みであると言わざるを得ない。