これがバイワイヤリングだ

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上図はバイワイヤリング対応スピーカーシステムのバイワイヤリング接続模式図です。
この図を実際の感覚に書き換えてみます。

先ず、付属のジャンパー線を用いたシングルワイヤー接続はこうなります。
位相幾何学的には、最初の図と同一であります。
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次に、バイワイヤリング接続するとこうなります。
位相幾何学的には、最初の図と同一であります。
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バイワイヤリング接続端子の搭載されたスピーカーシステムを、
シングルワイヤ接続で使うか、はたまたバイワイヤリング接続で使うか。
その違いは上図の如く、同じジャンといえるし、
いやいや、歴然と違うぞ~、ともいえます。

そこで、歴然と違うところを、できるだけ違いをなくして両者を聞き比べするには、
こうすると比較的条件が揃いそうと思うのです。
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スピーカーシステムのバイワイヤリング端子に、ジャンパー線を入れたり外したりして、
その違いを聴いてみるのです。
こうすると、違いはジャンパー線の有り無しの違いだけに納められます。

バイワイヤリングに用いるスピーカーコードは、4芯コードが良いと思います。
何故なら、2芯コードを二本用いると、それぞれの振動モードに違いが出るからです。
4芯コードにすると、振動モードが同一になり、
尚且つ、
線間容量の変化が少なくなります。

見た目を変化させずに、シングルワイヤ接続になりバイワイヤ接続になる。
ここが肝心ではないでしょうか。

私は面倒くさいので、だれか、やってみてくれませんかねえ^^;)。