小磯良平・オリゾン洋画研究所再考

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この絵を見たくて、あかがねミュージアムへ行った。
なんとなくミュシャを連想する。

小磯の描く人物は、どことなく西欧風である。
日本の土着感は無い。
この絵では、左上に葡萄があしらわれていて、これも西欧風だ。

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この女性が主役だと思う。
上腕が異常に太く大きく描かれているが、あまり違和感が無い。

この絵は壁画として描かれたらしいが、
猪熊弦一郎にアドバイスを受けたようだ。

宇和島の歴史資料館の蔵書にある小磯の絵は、残念ながら無かった。

小磯良平の美術館は神戸にあるそうだから、
来年、神戸には二回行くことになっているから、時間を作って訪問したいと思った。