レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 県立美術館

イメージ 1

フィレンツェの議会大広間の壁画として掲げられるはずだったレオナルド・ダ・ヴィンチ
作画の失敗によって未完成のままになった。

現存しないが、模写絵が残っていて、さぞや素晴らしい絵になるはずだったことが窺える。

ポスターの絵は、模写絵らしい。
未完成をそのまま写したのだろうか?

イメージ 2
白丸に人の顔が有るのだが、現物では良く分からない。
その左にある横顔の方が印象深かくて、
乗馬している本人のように見えて、
構図がなんとも変に見えてしまう。
照明の暗い会場では、さっぱり分からない。

d・ヴィンチの絵を模写した絵が色々有るらしくて、
そちらの方がよくわかる。

しかし、
模写って、なんであんなにへたくそなんだろうと思う。

人物の絵は、漫画家の方が美術画家よりうまいと思える今日だが、
むかしからそうだったのだ^^:;)。
これは、うまい方だ。
イメージ 3

隣の展示セクションに
ヘラルト・エデリンク(レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく) 
が掲げられていた。

それは、エングレーヴィング技法で描かれた絵だった。
イメージ 4

現物は、線描である。
左右が反転しているのは、d・ヴィンチの絵を銅板に写して印刷したからだ。

この線画がもっとも原画に近いのではないかと思えた。
デッサンが的確と思えた。
デジタル彩色して欲しいと思った。

最後のコーナーに、立体化モデルが展示されていた。
製作年度は分からない。
今なら、3D映像技術で生成してもいいのではないか。

イメージ 5

もしや、初音ミクのMMD造形画像があるかもと思った。
家に帰って検索した。
残念、
無かった!!

ヘラルト・エデリンク(レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく) 
デジタル処理で左右反転して参考展示して欲しかった。
イメージ 6