MJ無線と実験

イメージ 1四月号を買ってきた。
新製品紹介記事に、レガのプレーヤーシステムが載っていた。
ターンテーブルとアームとカートリッジで24万円。
8万円 X 3 =24万円とみてよかろう。
アームはダイナミックバランス方式の、ヨーロッパ標準モデル。
カートリッジの写真を見て???
肝心のあれが見えない!
記事は、小林貢氏が書いているが、一切このことはかかれてない。
製品名はAnia というので、「REGA ANIA」で検索すると、別人の書いたそっくり同じ内容の記事が出てきた。
カタログのコピペと思われる。

カートリッジの発電原理は、適当な磁界の中でコイルを動かせばMC型。マグネットを動かして、周囲の磁界の変化を適当にコイルで拾えばMM型。
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某紹介記事には「精度を極限まで高めたカートリッジ」と称えて絶賛している。

精度を極限まで高めないと、普通のサスペンションの能力に追いつけないのが、正しい見方だと思う。

アナログシステムなんて、なんていいかげんなシステムなんだろう!!


別の棚にあった、サウンドレコーディングという雑誌に、
アナログライクな音を造るデジタルエフェクターがあって、
なんちゃらc-37と言う名前がついていて、
スチューダー c37もどきの画像が画面に出ている写真が載っていた。
ワウとかフラッターとかヒスノイズとかを適当に混ぜるソフトウェアーである。
アナログライクな音作りに便利なので良く使うらしい。

こんなもので作られたポップミュージックを有り難がって、
試聴(視聴ではない、念のため)ソフトにしているのである。


MJの他の記事では、
編集部製作のリニアトラッキング・トーンアームの二作目が、
いよいよ完成したそうだ。
編集後記によると、
3月4日のMJオーディオフェスティバルでお披露目されたようだ。
オーディオテクニカのDTS方式になってないのが喜ばしいところではある。
ただ、
エアベアリングの空気供給チューブの弾性負荷はどうしようもないなあ。