ステレオ時代 11号
10号で休刊のようなことを言っていたが、アマゾンから11号刊行のお知らせが来たので予約しておいた。
昨日、届いたので早速読んでみた。
なんと、あの中島平太郎氏が亡くなっていた。
新号を出すつもりで、特集記事のコンタクトを採った直後のことだったようだ。
追悼記事になった。
NHK技研の今も含めて、他誌に無い濃い内容の記事だった。
月刊ステレオ編集部へ突撃取材もおもしろい。
編集長に、他誌の感想を言わせるなんて、なかなかできることではない^^)。
2ヘッドカセットの特集記事は、それなり。
オープンデッキの特集が読みたいけど、技術者はもう居ないかもしれないなあ。
漫画と共に大きく取り上げられていたナカミチ TX-1000
先ごろ、マークレビンソンがアナログターンテーブルを製品化したが、
あれはVPIのOEMに等しい。
ナカミチのTX-1000は、知らないものが手掛けた製品としては、
空前絶後の代物だったようだ。
初めはt-んアームを作るつもりでグレースの技術者を引き抜いたそうだ。
フィデリックスが、レコードのセンターサーチにいまごろ気付いたが、
音程と定位の確かさは、音楽再生の基本中の基本。
これは彼のレーザーターンテーブルでも見逃されている。
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